デジタル大辞泉
「生クリーム」の意味・読み・例文・類語
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なま‐クリーム【生クリーム】
〘名〙 (
クリームはcream) 牛乳から取り出した脂肪分。また、それに
砂糖・
香料を入れて泡立てたものをいう。
西洋料理、洋菓子などに用いる。
※青の
時代(1950)〈
三島由紀夫〉一二「口のまはりについた生クリームを」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
生クリーム
なまくりーむ
牛乳から遠心分離法によって比重の軽い乳脂肪分を抽出したものをクリームといい、そのまま加熱殺菌冷却したものをフレッシュクリーム、乳酸菌で発酵させたものをサワークリームという。生クリームとは、発酵などの処理を加えていないという意味で、フレッシュクリームと同義の通称である。一般に乳脂肪18~50%の範囲のものが市販されている。乳脂肪18~20%のものをライトクリームともよび、コーヒー添加用に多く用いられる。40~50%のものをヘビークリーム、ダブルクリームなどとよび、調理製菓用に利用される。
[新沼杏二]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
なまクリーム【生クリーム】
牛乳のなかの脂肪分を分離した、乳白色で濃度のある液体。また、これをそのまま、または砂糖を加えて泡立てたもの。西洋料理・洋菓子・コーヒーなどに用いる。◇「クリーム」ともいう。泡立てたものは「ホイップクリーム」「シャンティイ」「クレームシャンティイ」ともいう。
出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
生クリーム
クリーム分離機で採取した殺菌前のクリーム.製菓用には殺菌して用いることがある.
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の生クリームの言及
【クリーム】より
…規格上は乳脂肪18.0%以上と定められていて,以下のような各種のクリームが製造されている。なお市販のクリームはすべて殺菌処理がなされており,生クリームというのは俗称である。(1)コーヒークリーム 乳脂肪分18~20%の製品で,テーブルクリームともいわれる。…
※「生クリーム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」