生水(読み)きみず

精選版 日本国語大辞典 「生水」の意味・読み・例文・類語

き‐みず ‥みづ【生水】

〘名〙 わき出たままの天然の水。
道程(1914)〈高村光太郎群集に「こんこんと湧き上る生水(キミヅ)を汲めよ」

なま‐みず ‥みづ【生水】

〘名〙 くんだままで、沸かすなどしてない水。
作戦要務令(1939)一「生水を用ふるを要するときは」

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デジタル大辞泉 「生水」の意味・読み・例文・類語

なま‐みず〔‐みづ〕【生水】

飲料に用いる水で、煮沸していないもの。
[類語]ウオーター浄水蒸留水水道水上水井戸水地下水雨水うすい雨水あまみず天水降水冷や水冷水氷水温水呼び水誘い水

き‐みず〔‐みづ〕【生水】

わき出た、天然のままの水。

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