白身(読み)しろみ

精選版 日本国語大辞典 「白身」の意味・読み・例文・類語

しろ‐み【白身】

〘名〙
① 白い部分
仙覚抄(1269)一五「又、藤もむらさきにはさきながら、しろみのおほくみゆれば」
② (「白味」とも書く) 卵の中の白い部分。卵白(らんぱく)
料理物語(1643)一二「伊勢豆腐は〈略〉たうふに玉子のしろみをくはへする」
動物の肉の白い部分。特に、魚で肉の白いもの。⇔赤身
※朝の悲しみ(1969)〈清岡卓行〉四「魚は、白身が好きで、赤身が嫌い」
木材の白い部分。

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デジタル大辞泉 「白身」の意味・読み・例文・類語

しろ‐み【白身】

肉、特に魚肉の白い部分。また、タイヒラメなど、肉の白い魚。「白身の魚」⇔赤身
卵の中身の、黄身きみを包む透明な部分。卵白。
材木の、色の白い部分。しらた。
[類語]鶏卵卵白黄身卵黄

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普及版 字通 「白身」の読み・字形・画数・意味

【白身】はくしん

平民

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動植物名よみかた辞典 普及版 「白身」の解説

白身 (ビャクシン)

植物ヒノキ科の常緑針葉高木。イブキ別称

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