デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川郎女(2)」の解説 石川郎女(2) いしかわの-いらつめ ?-? 飛鳥(あすか)-奈良時代の歌人。天武天皇(在位673-686)の時代に大津皇子と歌を贈答して通じ,草壁皇子からも歌をおくられた。のち大伴田主(おおともの-たぬし)・宿奈麻呂(すくなまろ)兄弟に恋の歌をおくった。別人説もある。別名に大名児(おおなご),山田郎女。石川女郎ともかく。【格言など】吾(あ)を待つと君が濡(ぬ)れけむあしひきの山のしづくに成らましものを(「万葉集」) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例