秘府(読み)ひふ

精選版 日本国語大辞典 「秘府」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ふ【秘府】

〘名〙 貴重品を保管しておく倉。また、皇室公文書書物などを保管しておく倉。秘庫秘閣
※凌雲集(814)賀賜新集兼謝〈小野岑守〉「天門中使賜臨辱、秘府新詩許独披
太平記(14C後)六「秘府(ヒフ)銀鑰(ぎんやく)を開いて」 〔漢書芸文志

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デジタル大辞泉 「秘府」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ふ【秘府】

貴重な文書器物を保管しておく倉。また、朝廷書庫。秘閣。秘庫。「秘府本万葉集抄」

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普及版 字通 「秘府」の読み・字形・画数・意味

【秘府】ひふ

秘閣。秘書。漢・揚雄〔劇秦美新〕是(ここ)を以て、祕府を發(ひら)きて書林を覽(み)る。遙かにの囿(その)に集まり、禮樂の場に(かうしやう)す。

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