出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
粒子ビームともいう。中性の原子・分子,中性子,負電荷をもつ電子,正電荷をもつ陽イオンまたは原子核などの微視的粒子が,真空中で(中性子は空気中でもよい)ほぼ一方向に向かう細い流れ。互いにあまり衝突せず,したがってあまり広がらない線束をいう。X線は電磁波であるが,粒子性をもつことから粒子線に含める場合も多い。いずれも物質に衝突させたときにどのような方向にどのような強度で散乱されるかを測定し,それを解析することによって,X線の場合は物質内の原子,直接には電子の空間分布が求められ,電子線の場合は表面・薄膜・気体分子内の電子分布の解明などに役だつ。中性子線を用いる場合には,X線では散乱の弱い水素のような軽元素の空間分布が求められるほか,中性子は磁性をもっているので,磁性電子の空間分布が求められる特徴がある。
執筆者:細谷 資明
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