粗末(読み)ソマツ

デジタル大辞泉 「粗末」の意味・読み・例文・類語

そ‐まつ【粗末/×麁末】

[名・形動]
作り方などが、大ざっぱなこと。品質などが上等でないこと。また、そのさま。「―な家」「―な食事」→御粗末おそまつ
いいかげんに扱うこと。ないがしろにすること。また、そのさま。「食べ物を―にするな」「―な扱いを受ける」
[類語](1粗雑粗略乱暴荒い荒っぽい手荒い手荒力尽く力任せ強引無茶粗笨そほんぞんざいいけぞんざいラフ荒荒しいがさつ粗野粗悪劣悪劣等お粗末低劣不出来貧弱不良出来損ないちゃち役立たず杜撰ずさん雑駁ざっぱく/(2安易甘い手ぬるい生ぬるい甘っちょろいいいかげん手軽てがる安直適当杜撰ずさん放漫漫然閑却等閑とうかんなおざりお座なりおろそかゆるがせでたらめぞんざい投げ遣りちゃらんぽらん易きに付く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「粗末」の読み・字形・画数・意味

【粗末】そまつ

ぞんざい。

字通「粗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android