紙屑(読み)かみくず

精選版 日本国語大辞典 「紙屑」の意味・読み・例文・類語

かみ‐くず ‥くづ【紙屑】

〘名〙
① いらなくなった紙きれ。使い捨てた紙。すたりがみ。
※俳諧・独吟一日千句(1675)第七「塵の下なるあはれ虫の音 紙屑に文庫の文をしこみて」
評判記・難波立聞昔語(1686)上村辰彌「拾一才の比迄は紙(カミ)くずに身をやつし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「紙屑」の意味・読み・例文・類語

かみ‐くず〔‐くづ〕【紙×屑】

不用になった紙切れ。くず紙。「紙屑を捨てる」「紙屑同然となった株券
[類語]ごみ塵芥ちりあくた塵芥じんかい藻屑がらくたスクラップ生ごみおが屑食べ滓茶殻微塵綿埃砂埃土埃砂煙土煙煤埃

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android