組入れ天井(読み)クミイレテンジョウ

デジタル大辞泉 「組入れ天井」の意味・読み・例文・類語

くみいれ‐てんじょう〔‐テンジヤウ〕【組(み)入れ天井】

格子形に組んだ天井。6~8センチ角くらいの木材10~20センチ間隔に組むもので、古代寺院に多く用いられた。組み天井。組み入れ。くみれ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「組入れ天井」の意味・わかりやすい解説

組入れ天井
くみいれてんじょう

くみれとも呼ぶ。 10cm角ぐらいの格子を組んだ天井。社寺建築に用いる。仏堂では最も一般的。組子裏板に絵を描いて装飾した天井もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android