絶唱(読み)ゼッショウ

デジタル大辞泉 「絶唱」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐しょう〔‐シヤウ〕【絶唱】

[名](スル)
非常にすぐれた詩や歌。「万葉集中の絶唱
感情をこめ、夢中になって歌うこと。「演歌絶唱する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「絶唱」の読み・字形・画数・意味

【絶唱】ぜつしよう(しやう)

すぐれた詩歌。〔宋書、謝霊運伝論〕夫(か)の子(張衡)の艷發し、を以て變ずるが(ごと)きは、唱高蹤、久しく嗣無し。

字通「絶」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「絶唱」の解説

絶唱〔小説:大江賢次〕

大江賢次小説。1958年刊行。
②1966年公開の日本映画。①を原作とする。監督脚本:西河克己。出演:舟木一夫、和泉雅子ほか。
③日本のポピュラー音楽。歌は舟木一夫。作詞:西条八十作曲市川昭介。②の主題歌。1966年、第8回日本レコード大賞歌唱賞受賞。
④TBS系列放映による日本の昼帯ドラマ。花王愛の劇場。1976年7~8月放映(全40回)。①を原作とする。出演:吉沢京子、三ツ木清隆ほか。

絶唱〔小説:湊かなえ〕

湊かなえの短編小説、および同作を表題作とする連作短編集。作品集は2014年刊。南太平洋の島、トンガ舞台に、阪神淡路大震災経験者苦悩再生を描く。

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