絶弦(読み)ゼツゲン

デジタル大辞泉 「絶弦」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐げん【絶弦/絶×絃】

中国で、琴の名人伯牙はくがが、自分の琴をよく理解していた鍾子期しょうしきが死ぬと、琴の弦を断ち切って二度と琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》愛用の琴の弦を断つこと。転じて、親しい人と死別すること。また、なれ親しんだ物事や人と決別すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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