世界大百科事典(旧版)内の緊張―動機理論の言及
【犯罪】より
…この立場に立脚するおもな犯罪―逸脱理論として次のものがある。(1)緊張―動機理論 なんらかの構造的緊張を有する社会的―文化的環境が一定の地位・階層を占める人々に圧力を加え,その結果,不満や相対的欠乏感におちいった人が犯罪に向かう側面を重視する理論。(2)文化的逸脱理論 通常の文化と異なって,犯罪を許容し,ときには奨励するサブカルチャーを学習し,それに同調することによって,人々が自然に犯罪に向かう側面を重視する理論。…
※「緊張―動機理論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」