脊柱管(読み)セキチュウカン

デジタル大辞泉 「脊柱管」の意味・読み・例文・類語

せきちゅう‐かん〔‐クワン〕【脊柱管】

脊柱を形成する椎骨ついこつ椎孔の連なりでできる管状の腔。髄膜に包まれた脊髄血管神経が通る。脊椎管

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の脊柱管の言及

【体】より

…この湾曲は,出生10ヵ月ごろ,直立歩行する時期から出現する。 脊柱には脊柱管と呼ばれる上下に長い管があり,その上端は頭蓋骨のなかの広い腔所,頭蓋腔と連続し,神経系の中枢をなす中枢神経(脊髄)をこのなかに保護している。 ヒトが直立歩行を行うようになり,脊柱は地表に対して90度回転して垂直方向をとり,発達した重い脳を脊柱の上端にのせるようになった。…

※「脊柱管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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