脱励起衝突(読み)だつれいきしょうとつ

世界大百科事典(旧版)内の脱励起衝突の言及

【衝突】より

…また,初めに標的が励起状態にあって衝突後に基底状態に戻るときには,入射粒子は衝突後運動エネルギーが増加する。これも非弾性衝突であるが,一般には超弾性衝突とか脱励起衝突と呼んでいる。 このように剛体系の衝突は,物体が離れているときには相互作用が起こらず,接触した瞬間だけ起こるものであり,一方,遠達性ポテンシャルによる衝突は,物体が離れているときに相互作用が起こるものであるが,一般の衝突ではこの両者を含んでいる。…

※「脱励起衝突」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android