萋萋(読み)セイセイ

デジタル大辞泉 「萋萋」の意味・読み・例文・類語

せい‐せい【××萋】

[ト・タル][文][形動タリ]草木の茂っているさま。さいさい。
水草の―と繁茂して居る気味の悪い沼地」〈荷風あめりか物語

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「萋萋」の意味・読み・例文・類語

せい‐せい【萋萋】

〘形動タリ〙 草木などの生い茂るさま。萋然。さいさい。
文華秀麗集(818)上・江頭春暁〈嵯峨天皇〉「汀洲春草欲萋萋
※卜居集(1793)上・懐荏土故人「満村過雨麦萋々」 〔詩経小雅出車

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android