薩摩飛脚(読み)サツマビキャク

デジタル大辞泉 「薩摩飛脚」の意味・読み・例文・類語

さつま‐びきゃく【×薩摩飛脚】

薩摩国へ行く飛脚
江戸時代薩摩藩国情の漏れるのを恐れて領内に入った他国の者の出国を許さなかったことから》行ったきりで帰らないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「薩摩飛脚」の意味・読み・例文・類語

さつま‐びきゃく【薩摩飛脚】

〘名〙
① 薩摩国(鹿児島県)へ行く飛脚。
② (江戸時代、薩摩国が国情の漏れるのを恐れ、いったん入国した者は生きて帰さないといわれたところから) 再び帰らないことのたとえにいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android