蠅取蜘蛛(読み)はえとりぐも

精選版 日本国語大辞典 「蠅取蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

はえとり‐ぐも はへとり‥【蠅取蜘蛛】

〘名〙 クモ綱クモ目ハエトリグモ科のクモの総称体長一センチメートル足らず。体色は灰色または灰褐色頭胸部が大きく、あしは短くて太い。単眼は八個で、三列に並ぶ。網は張らず、ハエやその他の小昆虫めがけて跳躍し捕食する。日本には約九〇種が分布する。はいとりぐも。〔俳諧・をだまき(元祿四年本)(1691)〕

はいとり‐ぐも はひとり‥【蠅取蜘蛛】

〘名〙 =はえとりぐも(蠅取蜘蛛)〔羅葡日辞書(1595)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「蠅取蜘蛛」の意味・読み・例文・類語

はえとり‐ぐも〔はへとり‐〕【×蠅取蜘蛛】

ハエトリグモ科のクモの総称。体長約1センチ。体は平たく、中央の二眼が大きく、歩脚は太くて短い。体表銀白色黒褐色の毛で覆われる。人家の壁やガラス窓などを歩き回り、ハエなどを捕らえる。 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蠅取蜘蛛」の解説

蠅取蜘蛛 (ハエトリグモ)

動物。ハエトリグモ科のクモの総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android