裏を封ず(読み)うらをふうず

精選版 日本国語大辞典 「裏を封ず」の意味・読み・例文・類語

うら【裏】 を 封(ふう)

鎌倉以後の武家裁判において、和与状、紛失文案等の裏に、その事実証明するために裏書裏判をする。
高野山文書‐嘉暦元年(1326)八月二一日・南部庄年貢米和与請文「此上者以両方和談之儀、且被成御下知、且可裏」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「裏を封ず」の意味・読み・例文・類語

うらふう・ず

文書などの裏面に、証明の裏判や裏書きをする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android