裏地(読み)ウラジ

デジタル大辞泉 「裏地」の意味・読み・例文・類語

うら‐じ〔‐ヂ〕【裏地】

衣服などをあわせ仕立てにするとき裏につける布地。⇔表地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裏地」の意味・読み・例文・類語

うら‐じ ‥ヂ【裏地】

〘名〙 衣類や布製品の裏に用いる布地。⇔表地
※師郷記‐永享七年(1435)正月五日紙背「うらちとも事、かけ候はす、をき候へく候」
幇間(1911)〈谷崎潤一郎〉「裏地に夜桜模様のある黒縮緬無双羽織を」

うら‐ち【裏地】

〘名〙 ある建物土地裏側にある土地。また、裏通りに面した土地。
随筆守貞漫稿(1837‐53)三「裡店借。店借、但裡地に居宅するを云」
交尾(1931)〈梶井基次郎〉一「それは巨大な工場地帯の裏地のやうなところで」

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