見做す(読み)ミナス

デジタル大辞泉 「見做す」の意味・読み・例文・類語

み‐な・す【見×做す/×做す】

[動サ五(四)]
仮にそうと見る。そうでないものをそうとする。仮定する。「雪を花と―・す」
判断してそうと決める。「返事のない者は欠席と―・す」
法律で、ある事物性質の異なる他の事物を、一定法律関係について同一視し、同じ法律効果を生じさせる。「住所が知れない場合には、居所を住所と―・す」
見とどける。
「命長くて、なほ位高くなど―・し給へ」〈夕顔
世話をして育てあげる。
「人なみなみに―・したらむこそ嬉しからめ」〈総角
[類語]たとえるなぞらえる見たてる擬する認める

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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