見合結婚（読み）みあいけっこん

精選版 日本国語大辞典

みあい‐けっこん みあひ‥【見合結婚】

〘名〙 見合③によって結婚すること。また、その結婚。

※泥人形（1911）〈正宗白鳥〉五「目隠しして偶然相触れた男と女が契を結ぶやうな見合結婚」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

みあい‐けっこん〔みあひ‐〕【見合（い）結婚】

見合い2によって知り合った男女が結婚すること。「見合い結婚で結ばれる」

出典　小学館

世界大百科事典（旧版）内の見合結婚の言及

【家族】より

…同様の変化をアメリカの家族は第1次大戦前後に経験し，日本の家族は30年ほど遅れてこれを体験した。(4)配偶者選択様式の変化　結婚に至る道によって見合結婚と恋愛結婚に分けるなら，1960年代の中ごろ，見合結婚優勢から恋愛結婚優勢へと推移した。また，結婚に至る現代的な道がその後の夫婦関係に一定の変化をもたらし，ここに平等型夫婦の広範な出現をみた。…

【性】より

…また商工業および流通の発達と拡大は村外婚の拡大を庶民社会にまで促した。その影響はまず，見知らぬ相手との見合結婚の発達，それに伴う仲人の発生として現れた。結婚の安定性確保のための結納や家柄の重要性，それに人柄よりは容貌を問題にする思想も，庶民社会においてすら芽生えてきた。…

※「見合結婚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典｜株式会社平凡社「世界大百科事典（旧版）」