踏まえる(読み)フマエル

デジタル大辞泉 「踏まえる」の意味・読み・例文・類語

ふま・える〔ふまへる〕【踏まえる】

[動ア下一][文]ふま・ふ [ハ下二]
しっかりと足で踏みつける。「大地を―・えて立つ」
判断のよりどころにする。根拠とする。「経験を―・えた助言」「事実を―・えて論じる」
あれこれ思案する。配慮する。
左様後先―・へ用心せば」〈仮・可笑記・五〉
支配下に入れる。掌握する。
石川の城を―・へさせて」〈太平記・二七〉
[類語]踏む踏みつける踏ん張る踏み締める踏ん付ける踏み抜く踏み潰す踏みにじる踏み荒らす踏みしだく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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