通し(読み)トオシ

デジタル大辞泉 「通し」の意味・読み・例文・類語

とおし〔とほし〕【通し】

はじめから終わりまで切れ目なく続いていること。また、切れ目がなく、一続きになっていること。「閉店まで通しで働く」
途中で乗り換えたり宿泊したりしないで目的地まで直行すること。
料理屋注文料理の前に出す、酒のさかなとしての簡単な料理。突き出し。おとおし。とおしもの。
通し狂言」の略。「四谷怪談通しで上演する」

どおし〔どほし〕【通し】

[語素]動詞の連用形に付いて、その動作状態が続く意を表す。「働き通し」「座り通し

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「通し」の解説

とおし【通し】

飲食店で、注文した料理ができるまでの間に酒の肴(さかな)として出す簡単な料理。◇「お通し」の形で用いることが多い。「つき出し」ともいう。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android