采女(2)(読み)うねめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「采女(2)」の解説

采女(2) うねめ

?-? 江戸時代前期の遊女
延宝(1673-81)のころ,江戸新吉原雁金屋の抱(かか)え。馴染(なじ)みの仲をさかれた若い僧に店の前で自殺され,自分も浅茅が原(あさじがはら)の鏡ケ池に身をなげた。ときに17歳。ちかくの出山寺に蜀山人(しょくさんじん)筆の采女塚がある。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android