野外(読み)やがい

精選版 日本国語大辞典 「野外」の意味・読み・例文・類語

や‐がい ‥グヮイ【野外】

〘名〙 野原郊外。また、家の外。屋外戸外
性霊集‐一(835頃)遊山慕仙詩「窮蝉鳴野外、蟋蟀帳中傷」
田舎教師(1909)〈田山花袋〉四一「明日あたりは野外写生せんとて画板など繕ふ」 〔史記‐叔孫通伝〕

の‐はずれ ‥はづれ【野外】

〘名〙 野のきれる所。野の果て。野のはし
※俳諧・鷹筑波(1638)一「夜学をするや野はづれの寺 花も火をともす灯台草の本〈日能〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「野外」の意味・読み・例文・類語

や‐がい〔‐グワイ〕【野外】

野原。郊外。「野外活動」
家の外。屋外。
[類語]場外屋外戸外野天露天おもて室外窓外そうがい露地青空アウトドア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android