長命(読み)ちょうめい

精選版 日本国語大辞典 「長命」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐めい チャウ‥【長命】

[1] 〘名〙 (形動) ふつうより長く生きながらえること。長く生命をたもつこと。また、そのさま。長生き長寿
今昔(1120頃か)三「長命なる者は先生(せんじゃう)に放生(はうじゃう)を行ぜし者ぞ」 〔白居易‐偶吟自慰兼呈夢得詩〕
[2]
[一] 能狂言の鷺(さぎ)流の家の本姓。→鷺流
[二] 「ちょうめいじ(長命寺)(二)」の略。

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デジタル大辞泉 「長命」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐めい〔チヤウ‐〕【長命】

[名・形動]長生きであること。また、そのさま。長寿。「長命な人」⇔短命
[類語]長寿長生長生き延命

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普及版 字通 「長命」の読み・字形・画数・意味

【長命】ちよう(ちやう)めい

長生き。唐・白居易〔偶吟自ら慰め、兼ねて(劉)夢得に呈す〕詩 且つ喜ぶ同年七旬に滿つるを (いと)ふこと(な)く、ふことし 已に(かいだい)名の客と爲り 占む、世長命の人

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