阿多福豆(読み)おたふくまめ

精選版 日本国語大辞典 「阿多福豆」の意味・読み・例文・類語

おたふく‐まめ【阿多福豆】

〘名〙 (形がおたふくの面に似ているところから) そらまめの実の大粒のもの。また、それを甘く煮たもの。阿多福空豆。
※喰物生類むり問答(1830‐44)三「面にあらずしてお多福豆といふがいかに」

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デジタル大辞泉 「阿多福豆」の意味・読み・例文・類語

おたふく‐まめ【×阿多福豆】

ソラマメの大粒のもの。また、それを甘く煮たもの。

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「阿多福豆」の解説

おたふくまめ【阿多福豆】

マメ科ソラマメ属ソラマメの栽培品種一つで大粒のもの。煮豆甘納豆などにする。また、そら豆を甘く煮た黒い煮豆。

出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報

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