デジタル大辞泉 「隷」の意味・読み・例文・類語 れい【隷】[漢字項目] [常用漢字] [音]レイ(漢)1 下級の召使い。「隷農/奴隷」2 所属する。従う。「隷従・隷属」3 漢字の書体の一。「隷書/漢隷・草隷・篆隷てんれい」 れい【隷】 「隷書」の略。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「隷」の意味・読み・例文・類語 れい‐・する【隷】 [1] 〘自サ変〙 れい・す 〘自サ変〙 つき従う。他の配下となる。従属する。隷属する。※米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「仏蘭克弗(フランキホルト)の普国に隷せしより」[2] 〘他サ変〙 れい・す 〘他サ変〙 つき従わせる。支配する。隷属させる。※東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉二「百奴を隷し、十婢を使ひ」 れい【隷】 〘名〙① しもべ。召使い。隷僕。〔荘子‐田子方〕② 徒刑の罪人。隷人。③ 「れいしょ(隷書)」の略。※二老略伝(1772)「篆、隷、八分は我邦往古より少しも沙汰する者なし」 〔東観余論‐法帖刊誤上・漢魏呉晉人書〕 れい‐・す【隷】 〘自他サ変〙 ⇒れいする(隷) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報