需給ギャップ(読み)ジュキュウギャップ

デジタル大辞泉 「需給ギャップ」の意味・読み・例文・類語

じゅきゅう‐ギャップ〔ジユキフ‐〕【需給ギャップ】

一国の経済全体の総需要と供給力の差。総需要は実際国内総生産GDP)と同じであり、供給力は国内の労働力や製造設備などから推計される。需給ギャップがマイナスという場合、需要よりも供給力が多い状態をさし、企業の設備・人員が過剰で、物余りの状態になっていることを示す。GDPギャップ生産ギャップ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android