青山幸宜(読み)あおやま ゆきよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「青山幸宜」の解説

青山幸宜 あおやま-ゆきよし

1855*-1930 幕末-昭和時代前期の大名,華族
嘉永(かえい)7年11月20日生まれ。青山幸哉(ゆきしげ)の次男。文久3年美濃(みの)(岐阜県)八幡(はちまん)藩主青山家7代となる。明治17年子爵。日本印刷社長,岩倉鉄道学校理事などをつとめる。23年貴族院議員。昭和5年2月6日死去。77歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の青山幸宜の言及

【郡上藩】より

…美濃国郡上郡八幡に藩庁を置いた譜代中小藩。同郡と隣国越前の大野郡に所領をもつ。1600年(慶長5)の関ヶ原の戦で徳川方にくみした遠藤慶隆が故領2万7000石を安堵されたのがはじまり。3代常友の代に八幡町の整備拡充が進み,また幕府から,以前の城主格から城主として遇せられるようになった。4代常春治政下の77年(延宝5)に,年貢諸役軽減などをもとめる農民一揆が起こり,それに家中の分裂・抗争がからんで藩体制は動揺し,5代常久の代になっても藩政の混乱は続いた。…

※「青山幸宜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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