順鞘(読み)ジュンザヤ

デジタル大辞泉 「順鞘」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ざや【順×鞘】

株式相場で、当然高くてよい銘柄が高く、当然安くてよい銘柄が安いこと。⇔逆鞘
市中銀行貸出金利中央銀行基準割引率および基準貸付利率公定歩合)を上回った場合、およびその差。⇔逆鞘
資金が調達時よりも運用利回りによって上回り、利益が出る状態。⇔逆鞘

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「順鞘」の意味・読み・例文・類語

じゅん‐ざや【順鞘】

〘名〙 数値、特に価格の差で、理論どおりの差があることをいう。商品相場で、当限(とうぎり)より先限(さきぎり)の値が高いことや、市中銀行の貸出金利が中央銀行の公定歩合を上回ることなど。〔新時代用語辞典(1930)〕

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