TIBOR(読み)タイボー

デジタル大辞泉 「TIBOR」の意味・読み・例文・類語

タイボー【TIBOR】[Tokyo Interbank Offered Rate]

Tokyo Interbank Offered Rate東京オフショア市場での銀行間における為替取引金利ユーロ円金利の参照レート。東京(市場)銀行間取引金利。→ライボー(LIBOR)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「TIBOR」の意味・わかりやすい解説

TIBOR
たいぼー

日本の融資や金融取引の目安となる金利。東京銀行間取引金利Tokyo Interbank Offered Rateの略で「タイボー」とよばれる。日本の短期金融市場の整備・活性化に資するために使われる。複数の大手金融機関が算出した金利を全国銀行協会集計・公表する。1995年(平成7)に公表開始。国内の無担保コール市場の動きを反映する日本円TIBORと、海外市場での円の取引を反映するユーロ円TIBOR(1998年公表開始)の2種類がある。

[矢野 武 2018年2月16日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android