CPU(読み)シーピーユー

デジタル大辞泉 「CPU」の意味・読み・例文・類語

シー‐ピー‐ユー【CPU】[central processing unit]

central processing unitコンピューター中央処理装置コンピューターの中枢部分に当たり、さまざまなプログラム実行する。→マイクロプロセッサー

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精選版 日本国語大辞典 「CPU」の意味・読み・例文・類語

シー‐ピー‐ユー【CPU】

〘名〙 (central processing unit の略) 中央処理装置。コンピュータに必要な装置のうち記憶装置演算装置制御装置を、一つの筐体(きょうたい)、あるいはチップに組みこんだもの。

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百科事典マイペディア 「CPU」の意味・わかりやすい解説

CPU【シーピーユー】

central processing unitの略。中央処理装置,あるいは中央演算処理装置とも。演算部,メモリー部,外部入出力部から構成されており,コンピューターの中枢。命令を解読して実行したり演算を行いながら,外部入出力装置と信号をやり取りして制御する。パーソナルコンピューターではインテル社が1971年に出荷を始めた4ビットCPUから歴史は始まり,その後8ビット,16ビット,32ビットと同時に扱えるデータ量を倍増させながら進化を続け,現在のペンティアムプロセッサーへと続いている。動作の基準となるクロック周波数が高いほど高速に動作する。
→関連項目CISCマイクロコンピューターマイクロプロセッサーRISC

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IT用語がわかる辞典 「CPU」の解説

シーピーユー【CPU】

コンピューターの中枢を担う電子回路。プログラムの実行・数値演算・情報処理・機器制御などを行う。◇「central processing unit」の頭文字から。「中央演算処理装置」「中央処理装置」ともいう。CPUの機能を1チップに集積したLSIを「マイクロプロセッサー」という。

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知恵蔵 「CPU」の解説

CPU

中央演算装置の略称。プログラムに従ってデータの処理を行う。パソコンなどの「頭脳」となる中核部品で、パソコンの性能を決める最大の要因。クロック周波数が高いほど高性能だと思われることが多いが、それは内部構造が同じ場合のみ。デュアルコアCPUは、同一クロック周波数で動作する単独(シングル)コアのCPUと比べ、データの処理能力が高い。また、CPUだけが高性能でも、周辺回路の動作速度が遅いと性能が発揮されないため、パソコン全体のバランスも重要となる。

(斎藤幾郎 ライター / 2007年)

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「CPU」の解説

CPU

中央演算処理装置。コンピューターの中枢部分にあたり、各種装置を制御したり、データを処理する。コンピューターの基本性能を決める重要なパーツ。CPUは入力装置などから受け取ったデータを解釈して演算し、結果を出力装置などで出力する。CPUの機能をひとつのLSI(大規模集積回路)にしたものを、特にマイクロプロセッサーと呼ぶ。代表的なものには、インテル社のCore 2 Duo、Core i7や、AMD社のPhenom、Turionなどがある。

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パソコンで困ったときに開く本 「CPU」の解説

CPU

プログラムに従ってデータの処理や計算を行う部品で、パソコンの頭脳に相当します。「セントラル・プロセッシング・ユニット(中央演算装置)」の略称です。パソコンだけでなく、携帯電話やゲーム機にも入っています。「MPU(マイクロ・プロセッシング・ユニット)」と呼ばれることもあります。
⇨Celeron、Core i7/i5/i3、Pentium、プロセッサー

出典 (株)朝日新聞出版発行「パソコンで困ったときに開く本パソコンで困ったときに開く本について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「CPU」の意味・わかりやすい解説

CPU
しーぴーゆー

中央処理装置

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「CPU」の意味・わかりやすい解説

CPU
シーピーユー

中央処理装置」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のCPUの言及

【コンピューター】より

… さて,コンピューターがプログラム,すなわち命令の系列を自動的に実行していくためには,(1)個々の演算を行う回路と,(2)実行制御を行う回路が必要である。この二つを合わせて中央処理装置(CPU,central processing unit)と呼ぶ。 CPUのうち,各種の演算を行う回路全体をALU(arithmetic and logic unit)と呼ぶ。…

※「CPU」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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