多生の縁（読み）たしょうのえん

精選版日本国語大辞典「多生の縁」の意味・読み・例文・類語

多くの生を経る間に結ばれた因縁。他生(たしょう)の縁。

※平家（１３Ｃ前）七「同じ流をむすぶも、多生の縁猶ふかし」

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この世に生まれ出るまで、何度も生死を繰り返している間に結ばれた因縁。前世で結ばれた縁。「袖振り合うも多生の縁」
[補説]「他生の縁」とも書く。

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