精選版 日本国語大辞典 「按手」の意味・読み・例文・類語
あん‐しゅ【按手】
〘名〙
① 弦楽器の弦を押さえる手。
※寛斎先生遺稿(1821)一・三絃弾「胸前斜抱人如レ玉、按手升降弾手煩、清歌応レ手泣且訴、宛転欲レ停二中天雲一」
※引照新約全書(1880)提摩太後書「我が按手(アンシュ)に由て爾が受し神の賜を復び熾(さかん)にせんことを欲しむ」
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