(読み)ていする

精選版 日本国語大辞典 「挺」の意味・読み・例文・類語

てい‐・する【挺】

〘他サ変〙 てい・す 〘他サ変〙 ぬき出す。前にとび出すようにする。多く「身を挺する」の形で、危険をかえりみずに身体を投げ出したり、皆に先立ってことを成したりする意に用いる。
※思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三「身を挺して先生加勢をするでもなく」

てい‐・す【挺】

〘他サ変〙 ⇒ていする(挺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「挺」の意味・読み・例文・類語

てい【挺】[漢字項目]

人名用漢字] [音]テイ(漢) チョウチャウ)(慣)
ずば抜けている。「挺然
進み出る。「挺身挺進空挺
[名のり]ただ・なお・もち

ちょう〔チヤウ〕【×挺/×梃/丁】

[接尾]助数詞
銃・やりすきくわ・ろうそく・墨・三味線など、細長い物を数えるのに用いる。
輿こし駕籠かご人力車など、乗り物を数えるのに用いる。
酒・醤油などの樽を数えるのに用いる。

ちょう【挺】[漢字項目]

てい

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