精選版 日本国語大辞典 「阿古陀瓜」の意味・読み・例文・類語
あこだ‐うり【阿古陀瓜】
〘名〙
① ウリ科の蔓性一年草。茎、葉、花はカボチャによく似ているが果実はやや小さく、長さ約一八センチメートル、円形あるいは長楕円形。果皮は光沢のある赤色で条紋がない。味は淡泊。あこだ。金南瓜(きんとうが)。《季・秋》
※狭衣物語(1069‐77頃か)三「額髪の、ただ少し短く見えたる御つらつき、あこだうりにかきたるやうなり」
※大和本草(1709)八「あこだ瓜 京都に多し。南瓜に似て小なり」
② 文様の一つ。
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