国際政治学 (こくさいせいじがく) international politics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 パラダイムの変容 国際政治学の課題第1次大戦後に新しくはじまった,国際政治の系統的知識の獲得を目的とする学問分野。国際政治学がひと…
集落地理学 (しゅうらくちりがく) settlement geography
- 改訂新版 世界大百科事典
- 村落と都市の居住様式を研究する地理学の分科。地理学研究の中核に位置し,集落を地表上に展開する多彩な文化景観の主要な構成要素として,その立地…
樹病学 (じゅびょうがく) forest pathology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 樹病の概念および研究史 病気の原因 病気の種類と発生誘因 防除樹木の病気とその防除を研究対象とする一学問分野。樹病の概念およ…
環境衛生学
- 栄養・生化学辞典
- →環境衛生
食品栄養学
- 栄養・生化学辞典
- 食品の栄養学的特性を研究することを主たる目的とする栄養学,食品科学の領域.
いちかいせきがく【位置解析学】
- 改訂新版 世界大百科事典
いっぱんちりがく【一般地理学】
- 改訂新版 世界大百科事典
学連事件 (がくれんじけん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1925-26年に起こった最初の治安維持法適用の学生運動弾圧事件。1922年11月7日,ロシア革命5周年記念の日に東大新人会を中心に学生連合会が結成され,…
天体物理学 (てんたいぶつりがく) astrophisics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 天体および天体の諸現象の物理状態およびその時間変化を調べる天文学。宇宙物理学とほぼ同義。19世紀初めにドイツのJ.vonフラウンホーファーが太陽ス…
ミクロ経済学 (ミクロけいざいがく) micro-economics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 微視的経済分析ともいう。現代の経済理論は大別してミクロ経済学とマクロ経済学とに分かれる。後者が,国民所得などの集計量,物価指数などの平均値…
算学啓蒙 (さんがくけいもう) Suàn xué qǐ méng
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1300年ごろの元代に活躍した数学者朱世傑の著述。3巻20門に分け259問を含み,趙城の序(1299・大徳3)を付して刊行された。特にその第3巻に,13世紀…
産業考古学 (さんぎょうこうこがく) industrial archaeology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 産業革命に関連する遺跡・遺物の考古学的研究を目ざす学問。1963年にイギリスで誕生し,産業革命時代における工場や鉄道などの遺跡・遺物の保存運動…
心理人類学 しんりじんるいがく psychological anthropology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人間行動の背景となる心理的側面を人類学的に、すなわち現地調査法と比較法、さらには文化に対する全体的視野により解明しようとする学問分野。すで…
磁気年代学 じきねんだいがく magnetostratigraphy
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地球磁場の時間変化を利用して地層などの年代を測定すること。磁気層序学ともいう。過去数千年程度については、地磁気の伏角(ふっかく)、偏角、強度…
歯科矯正学 しかきょうせいがく orthodontics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 歯、歯周組織、顎骨(がくこつ)、および顔面の構造と機能、成長・発育を研究し、これらの異常によって生じる不正咬合(こうごう)やあごの異常な関係の…
精神現象学 せいしんげんしょうがく Phänomenologie des Geistes
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ドイツ観念論哲学の大成者とされるヘーゲルの主著の一つ。本書はヘーゲルの体系的思想の出発点ともいうべき著作であり、彼の初期思想および以後の体…
戦争社会学 せんそうしゃかいがく sociology of war
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 戦争の本質を探究する社会学。かつてオランダのS・R・シュタインメッツは、その著『戦争社会学』(1929)などのなかで、戦争を必然とみなしてこれが…
総合社会学 そうごうしゃかいがく synthetic sociology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 限定された特定の対象をもつ特殊科学としての社会学とは反対に、社会全体の総合的な認識を目ざす社会学。フランスのコント、イギリスのスペンサーに…
相似(生物学) そうじ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生物学では、相同に対立する比較形態学的概念をいう。2種類の生物のもつ器官が、発生学的起源や解剖学的構造は異なっているのに、同じ機能をもってい…
公共経済学 こうきょうけいざいがく public economics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 主として財政学を母体とし、厚生経済学の成果を援用することによって、市場部門では解決困難ないし解決不可能な現代の複雑で大きな諸問題を研究対象…
口腔外科学 こうくうげかがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 口腔およびその周辺の硬組織(歯を除く)、軟組織の病変あるいは外傷の原因、病理、症状、診断、治療法等を考究する歯学の一分野をいう。対象とする…
高層気象学 こうそうきしょうがく aerology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 高層大気の構造や高層大気中の現象を研究する学問。山地での気象観測や気球による自由大気(地表面摩擦の影響を受けない高さ約1キロメートル以上の大…
構造岩石学 こうぞうがんせきがく structural petrology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 岩石とくに変成岩の構造をさまざまの段階で研究する地質学の一分野。変成岩には、生成のときに内部で働いた不均質な力に伴う不均質な運動によって、…
交通心理学 こうつうしんりがく psychology of traffic
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 19世紀以来、蒸気機関や電動モーターの開発、また内燃機関の発明によって、旅客や貨物を輸送する陸海空の交通手段は急速な発達を遂げ、やがては宇宙…
交通地理学 こうつうちりがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地理学の一部門で、交通現象を具体的な地域との関連で取り扱う学問体系。19世紀中葉、ドイツの地理学者J・G・コールJohann Georg Kohl(1808―1878)…
自然地理学 しぜんちりがく physical geography
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 地理学の一分科。地理学は地球表面に生起する自然や人文現象の一般的・原理的研究を行う系統地理学と、個々の地域研究を行う地誌学とに分類されるが…
社会(生物学) しゃかい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生物学では同種の生物の個体およびその相互関係のすべてを含んだまとまりのことをいう。その空間的な広がりについては、個体どうしが相互に関係しあ…
社会学主義 しゃかいがくしゅぎ sociologisme フランス語
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 社会現象を生物学、地理学、経済学、心理学などの特定要因から説明するのではなく、もっぱら社会学的に説明する立場で、とくにデュルケームおよびそ…
社会病理学 しゃかいびょうりがく social pathology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 社会学の分析方法を用いて、個人、集団、地域社会、産業社会、情報社会などにおける異常abnormality、逸脱行動deviant behavior、社会問題social pro…
宗教人類学 しゅうきょうじんるいがく anthropology of religion
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 広く宗教現象を人類学の視野から解明する学問。研究の主対象は原始宗教にあるが、原始宗教は厳密には歴史的始原ないし太古を意味する宗教(原始宗教…
集落地理学 しゅうらくちりがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人文地理学の一部門。人類の居住とそれに付随する生活、生産の地域について研究する分野をいう。分布、形態、立地、発達過程、機能、集落間の関係・…
コンプレックス(心理学) こんぷれっくす complex
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 辞書的にいえば、深く絡み合ってつくりあげられたものという意味であるが、精神分析では、強い情緒的反応を引き起こすような一群の観念とか記憶のこ…
法人類学 (ほうじんるいがく) anthropology of law
- 改訂新版 世界大百科事典
- 人類学的方法による法の研究をいう。従来はいわゆる未開社会の法を対象としてきたが,最近は対象を西欧社会にも広げ,法に関する意識,態度,価値観…
法政策学 (ほうせいさくがく)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 法律学の一分野の名称として用いられる語。その意味は,用いる者により異なり,また,明確に規定されているわけではないが,〈一定の法目的の実現の…
比較静学 (ひかくせいがく) comparative statics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 消費者の嗜好や資産の量,生産技術等を一定とするとき,個人の合理的な最大化行動から各財に対する需要関数(曲線)と供給関数(曲線)が導かれる。…
地球熱学 (ちきゅうねつがく) geothermics
- 改訂新版 世界大百科事典
- 地球の熱的性質や,地球内部での熱過程を研究する地球物理学の一分野。地球全体を対象として,地球内部の温度分布,熱源分布,熱伝達機構,さらには…
中国天文学 (ちゅうごくてんもんがく) Zhōng guó tiān wén xué
- 改訂新版 世界大百科事典
- 中国の歴史時代は殷王朝から始まったが,前1300年ごろからの甲骨文によると,当時すでに太陰太陽暦が行われていた。地面に垂直に立てた棒(ノーモン…
分子生物学 (ぶんしせいぶつがく) molecular biology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 目次 分子生物学の歴史 今後の課題広義には,生命現象全般またはその一部を分子レベルで理解しようとする学問。狭義には,遺伝情報の発現機構…
アッシリア学 (アッシリアがく) Assyriology
- 改訂新版 世界大百科事典
- 1857年に公式に成立した新しい学問領域。広義には古代オリエントにおいて発見される膨大な楔形文字資料の解読とその文献学的研究を中心課題とし,考…
ミクロ経済学 みくろけいざいがく microeconomics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 個々の消費者(家計)や企業(生産者)などの経済主体の動きを微視的(ミクロ)に分析し、市場を通じて財(モノやサービス)の配分や価格決定がどの…
臨床心理学 りんしょうしんりがく clinical psychology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 特定の個人(または集団)の適応上の問題に対して示唆、助言や勧告を通して解決を援助することを目的とした、心理学の一分野。あくまでも個人や集団…
歴史考古学 れきしこうこがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 歴史を同時代的文献の有無によって先史時代と歴史時代に二分した場合、歴史時代の遺物・遺跡を研究対象とする考古学をいう。これには、古典古代、中…
連合(政治学) れんごう coalition
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 連合とは以下の4点について同意した複数のプレイヤー間の協働関係である。(1)明確に規定された共通目標の追求、(2)目標達成資源の共同提供、(3…
微積分学 びせきぶんがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →微分積分法
比較心理学 ひかくしんりがく comparative psychology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 人および動物の種差、発達段階、個体差、正常・異常などについて行動の比較研究を行う学問。広義には一般心理学general psychologyに対し、発達心理…
比較動学 ひかくどうがく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →比較静学・比較動学
発達心理学 はったつしんりがく developmental psychology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 受胎から死に至るまでの生体の心身の形態や機能の成長・変化の過程、これに伴う行動の進化や体制化の様相、変化を支配する機制や条件などを解明し、…
農村社会学 のうそんしゃかいがく rural sociology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 農村社会や農民生活に生じるさまざまな問題を対象とする社会学の一分野。当初、資本主義の発展に伴う工業化を背景にしだいに顕在化するようになった…
年輪気候学 ねんりんきこうがく dendroclimatology
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 過去の気候環境などを樹木の年輪の成長幅から推定する気候学。イタリアのレオナルド・ダ・ビンチも樹木の年輪を調査したといわれるように、ヨーロッ…
農業経済学 のうぎょうけいざいがく agricultural economics
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 農業経済学とはどういう学問かを一義的に規定することはむずかしい。また、農業経済学を農政学や農業経営学といわれる学問とどのように区別するかは…