ぶっ‐しつ【物質】
- デジタル大辞泉
- 1 もの。品物。生命や精神に対立する存在としての物。「物質の世界」2 物理学で、物体を形づくり、任意に変化させることのできない性質をもつ存在…
象徴界 しょうちょうかい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの精神分析家 J.ラカンが精神分析の場において区別した基本的な3領域 (象徴界,想像界,現実界) の一つ。象徴界 le symboliqueとは,何より…
コンテンプト・オブ・コート こんてんぷとおぶこーと contempt of court
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 裁判所侮辱あるいは法廷侮辱と訳される。英米法において、裁判の公正性を害したり、裁判所の権威を傷つける行為をいう。裁判所はそれらの行為に対し…
不可逆圧縮
- パソコンで困ったときに開く本
- 一部のデータを切り捨ててから圧縮することです。デコードしたデータが圧縮前のデータと同じにならないため「不可逆」といいます。主に映像や画像、…
たなか‐こみまさ【田中小実昌】
- デジタル大辞泉
- [1925~2000]小説家。東京の生まれ。戦後の混乱期に風俗の世界に身を投じ、さまざまな職業を体験する。飄々ひょうひょうとしたユーモラスなタッチ…
エフィ・ブリースト Effi Briest
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ドイツの詩人,小説家 T.フォンターネの社会小説。 1895年刊。作者の最高傑作といわれ,因襲的結婚,倦怠,姦通,決闘というフォンターネの得意とす…
MN式血液型 エムエヌしきけつえきがた MN blood groups
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1927年,K.ラントシュタイナーと P.レビンによって発見された人間の血液型。優劣のない対立遺伝子 MS,Ms,NS,Nsの支配を受け,9種類の表現型がある…
ストラボン
- 百科事典マイペディア
- ローマ時代のギリシア人地理学者,歴史家。膨大な史書(全47巻)と《地理書》を書いたが前者は失われた。後者は全17巻。当時の世界の地理を歴史と連…
夜の来訪者 よるのらいほうしゃ An Inspector Calls
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの小説家,劇作家 J.B.プリーストリーの戯曲。3幕。 1945年モスクワで初演。翌年ロンドンのオールド・ビック劇場で上演。巧妙なサスペンスを…
ミドルマーチ Middlemarch, a Study of Provincial Life
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- イギリスの女流作家 G.エリオットの小説。 1872年刊。コベントリーをモデルにした地方都市ミドルマーチを舞台に,人間のいだく観念的理想が,現実に…
弁論家論 べんろんかろん De oratore
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ローマの文人キケロの修辞学的著作。3巻。前 55年弟のクインツスにあてて執筆した対話篇。仮想の対話者はクラッスス,アントニウス,スカエウォラ,…
イド id; Es
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- エスともいう。 S.フロイトが提唱した精神分析の用語。精神分析では,人間の精神構造をイド,自我,そして超自我の3つの領域ないし機能に分けて考察…
私的自治の原則 してきじちのげんそく
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 私人間の法律関係すなわち権利義務の関係を成立させることは,一切個人の自主的決定にまかせ,国家がこれに干渉してはならないとする原則で,過失責…
動作自由度 どうさじゆうど degree of freedom of motion
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 一つのロボットの中に存在している互いに独立な関節の数。単に自由度ともいう。関節には,スライド動作をする直動関節と,回転動作をする回転関節が…
fla・que・za, [fla.ké.θa/-.sa]
- 小学館 西和中辞典 第2版
- [女]1 やせていること.2 もろさ;弱点;(弱点ゆえに犯した)過ち,誤り.la flaqueza humana|人間の弱さ.La afición al alcohol es una d…
き‐せつ【期節】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 時期。時節。季節。〔布令字弁(1868‐72)〕[初出の実例]「温度の偏差多様なるが為めに、螟蛉の期節中、其の感受せし所の温度に随ひ」(出…
はだ‐いろ【肌色】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 皮膚の色。人などのはだの色つや。また、はだに似た色。やや赤みをおびた薄い黄色をさす。[初出の実例]「春になると最早、顔が果物のや…
なき‐どころ【泣所】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ひとの涙をさそうような悲しい場面・箇所。② ちょっと打たれても痛くてたまらないからだの部分。→弁慶(べんけい)の泣き所。③ 人や物事の…
シシュフォス
- 精選版 日本国語大辞典
- ( [ギリシア語] Sisyphos )[ 異表記 ] シジフォス ギリシア神話中の人物の一人。アイオロスの子でコリントを創建したが、ゼウスを欺いたため、その怒…
アダム
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Adam もとヘブライ語 Ādām で、元来は「人、男」の意 ) 「旧約聖書創生記」の創生神話における、人間の始祖。神が天地創造の時、初めてつくった男…
ハイエストライト
- カメラマン写真用語辞典
- 被写体の明るい部分をハイライト、暗い部分をシャドーと呼ぶが、ハイライトの中でもいちばん明るい最高輝度部をハイエストライトと言う。ハイエス…
鉢木【はちのき】
- 百科事典マイペディア
- 能の曲目。四番目物。五流現行。作者不明。秘蔵の鉢植の木をたいて旅僧をもてなした貧しい武士が,のちに鎌倉に招集され,例の旅僧は北条時頼だった…
志々島
- デジタル大辞泉プラス
- 香川県三豊市、詫間(たくま)港の北西約5キロメートルに位置する塩飽諸島の島。「ししじま」と読む。面積0.59平方キロメートル。1人の人間の墓を、遺…
電王戦
- デジタル大辞泉プラス
- 人間の棋士とコンピューターが対局する将棋の棋戦。日本将棋連盟、株式会社ドワンゴ、中央公論新社が主催。第1回は2012年に開催され、米長邦雄永世棋…
アリブンタ
- デジタル大辞泉プラス
- 円谷プロダクションによる特撮ドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣。大蟻超獣。初登場作品は『ウルトラマンA(エース)』。身長57メート…
セメンゴ‐しぜんほごく【セメンゴ自然保護区】
- デジタル大辞泉
- 《Semenggoh Nature Reserve》マレーシア、ボルネオ島北西部、サラワク州にある自然保護区。クチンの南約20キロメートルに位置する。野生動物の保護…
エミール
- 百科事典マイペディア
- J.J.ルソーの小説体教育論。1762年刊。主人公エミールの誕生からソフィーとの結婚までの成長過程に従って,第1編幼年時代,第2〜3編少年時代,第…
ラス‐がんいでんし〔‐ガンヰデンシ〕【ラス×癌遺伝子】
- デジタル大辞泉
- 《ras oncogene》癌がん遺伝子の一種。Ha-ras、Ki-ras、N-rasの3種が知られ、人間の癌の約20パーセントからラス遺伝子が検出される。正常でもラス遺…
ふくじゅう‐じっけん【服従実験】
- デジタル大辞泉
- 米国の社会心理学者ミルグラムが1962年に行った実験。記憶力をテストする実験と偽って被験者を集め、彼らを「教師役」として、記憶違いをした「学習…
もりむら‐せいいち【森村誠一】
- デジタル大辞泉
- [1933~2023]推理作家。埼玉の生まれ。ホテル勤務ののち、ホテルを舞台とした「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞。「腐蝕ふしょくの構造」「人間…
じゅう‐あつ(ヂュウ‥)【重圧】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 重くおしつけること。強い力で圧迫すること。また、そのような力。強い圧力。[初出の実例]「『フレッチンマシイネ』は、重圧仕掛の槌にて…
バイア bay`a
- 改訂新版 世界大百科事典
- イスラム社会において,一団の人々がある人の権威を認めて,その人に服従の意志を示す契約行為。通常〈忠誠の誓い〉と訳され,おおむねそれは,イス…
ダルマ dharma
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- サンスクリット語では,多様な意味をもつ語であるが,漢語にはほとんど「法」と訳されているように,一般的には「倫理的規範」「きまり」を意味する…
テレジオ てれじお Bernardino Telesio (1509―1588)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- イタリア・ルネサンス期の哲学者。南イタリアのコゼンツァに生まれる。ミラノで叔父からラテン語とギリシア語を習い、ついでパドバで自然学、哲学、…
音声認識【おんせいにんしき】
- 百科事典マイペディア
- 人間が話した声を機械(コンピューター)が認識できるようにすること。例えば,〈はい〉〈いいえ〉といった音声の波形をデジタル化して登録しておき…
知能処理システム ちのうしょりシステム intelligent processing system
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人間が備えもつ知的な機能,特に知識を操作するメカニズムをコンピュータによって実現した情報処理システム。知的情報処理システムなどともいう。進…
三段階の法則 さんだんかいのほうそく loi des trois états
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- フランスの社会学者 A.コントが 1822年に,人間の精神が神学的,形而上学的,および実証的という3つの段階 (状態) をとって進化すると論じた法則で,…
風水説【ふうすいせつ】
- 百科事典マイペディア
- 漢民族の文化に起源を持つ,環境と人間の相関関係に関する思想。〈生気〉という神秘力は人間と感応すると吉福をもたらすとされる。そこで,地形,風…
じんこうちのう【人工知能】
- IT用語がわかる辞典
- 人間の知的能力をコンピューター上で実現するさまざまな技術やソフトウェア、コンピューターシステム。人間が日常的に使っている言語を取り扱う自然…
共産主義社会 きょうさんしゅぎしゃかい
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- マルクス主義理論によって提示された社会形態。私有財産制と国家を廃絶し,財産の共有を基礎として人間疎外を止揚した人類史の最高段階と位置づけら…
hybrid ES [embryonic stem] cell
- 英和 用語・用例辞典
- 異種間融合胚 異種間ES細胞 異種間胚性幹細胞hybrid ES [embryonic stem] cellの用例The creation of a hybrid ES cell from the fusion of human ce…
ストーン Stone, Julius
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1907.7.7. ヨークシャー,リード[没]1985.9.3.イギリスの国際法学者,法哲学者。オックスフォード大学,リード大学などで学んだのち,ハーバード…
ガリバー旅行記【ガリバーりょこうき】
- 百科事典マイペディア
- スウィフトの風刺小説。1726年匿名で出版。船医ガリバーGulliverが,小人国リリパット,巨人国ブロブディンナグ,浮き島ラピュタ,馬の国フイヌム等…
ゆうはつ‐じしん〔イウハツヂシン〕【誘発地震】
- デジタル大辞泉
- 1 大規模な地震によって周辺の断層に負荷が加わることにより、最初の震源域とは離れた場所で発生する大規模な地震。広い意味では余震に含まれる。→…
はく‐い【伯夷】
- デジタル大辞泉
- 中国古代、殷いん末周初の伝説上の人物。孤竹君の子。国君の後継者としての地位を弟の叔斉しゅくせいと譲りあってともに国を去り、周に行った。のち…
にんしき‐しゃかいがく〔‐シヤクワイガク〕【認識社会学】
- デジタル大辞泉
- 《sociology of cognition/〈フランス〉sociologie de la connaissance》人間の認識を中心とした思考作用について、その社会との関連性や社会的性格…
泰山たいざんを挟わきばさみて北海ほっかいを超こゆ
- デジタル大辞泉
- 《「孟子」梁恵王から》泰山をわきにかかえて渤海ぼっかい湾を飛び越える。人間の力ではとうていできないことのたとえ。[類語]烏からすの頭かしらが…
ビュヒナー Ludwig Büchner 生没年:1824-99
- 改訂新版 世界大百科事典
- ドイツの生理学者。劇作家G.ビュヒナーの弟。チュービンゲン大学で,診断法,医学概論,法医学などを教えた。19世紀後半のドイツ思想界に多大の影響…
増田みず子 (ますだ-みずこ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1948- 昭和後期-平成時代の小説家。昭和23年11月13日生まれ。日本医大生化学研究室に勤務ののち創作に専念する。個としての人間の本質をさぐるテー…
相互浸透
- 知恵蔵
- 人間の諸活動が国境を超えて行われ、国家の閉鎖性が相互に失われていくこと。軍事的には核兵器などで、相互に全面的な攻撃を短時間で行いうる。経済…