「化合物」の検索結果

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もの‐ぎき【物聞き】

デジタル大辞泉
ようすをさぐり聞くこと。また、その人。「―に、宵より寒がりわななきをりけるげす男」〈枕・二五〉

もの‐さし【物差(し)/物指(し)】

デジタル大辞泉
1 物の長さを測る用具。竹・金属・プラスチック製などがあり、長さの単位の目盛りがつけてある。さし。「―を当てる」2 物事を評価するときの基準。…

もの‐つくり【物作り】

デジタル大辞泉
1 「ものづくり」に同じ。2 小正月に、模型の農具や繭玉など予祝行事に用いる飾り物を作る行事。御作立おさくだて。3 田や畑を作ること。耕作する…

もの‐づつみ【物▽慎み】

デジタル大辞泉
遠慮すること。控え目にすること。「世の人に似ず、―をし給ひて」〈源・夕顔〉

もの‐とがめ【物×咎め】

デジタル大辞泉
気にすること。とがめだてをすること。「―する犬の声絶えず」〈源・浮舟〉

もの‐ぬし【物主】

デジタル大辞泉
1 物の持ち主。また、多くの財産を持っている人。物持ち。2 戦陣での部隊の長。

もの‐の【物の】

デジタル大辞泉
[連体]数を表す語の上に付けて、それがほんのわずかであることを表す。たかだか。せいぜい。「物の三人もいれば十分だ」「物の数分で着く」

もの‐まいり〔‐まゐり〕【物参り】

デジタル大辞泉
「物詣で」に同じ。

もの‐むつかり【物▽憤り】

デジタル大辞泉
機嫌を損じて腹を立てること。「あさましう心うるはしう、―などせさせ給はざりつれば」〈栄花・玉の飾り〉

もの‐もい〔‐もひ〕【物▽思ひ】

デジタル大辞泉
「ものおもい」の音変化。「夕されば―まさる」〈万・六〇二〉

もの‐ら・し【物らし】

デジタル大辞泉
[形シク]ものものしい。大げさである。「押へてしめて馴れさする味うまい盛りの振袖が釣瓶鮨つるべずしとは―・しし」〈浄・千本桜〉

やく‐もの【約物】

デジタル大辞泉
印刷で、文字・数字以外の記号・符号活字の総称。句読点・括弧かっこ・数学記号など。

かずけ‐もの〔かづけ‐〕【▽被け物】

デジタル大辞泉
《「かつげもの」とも》1 目下の者の功績や労苦に対して与える贈り物。衣服などが多い。受領者の肩に掛けて与えたところからいう。禄ろく。纏頭てん…

かつ‐ぶつ〔クワツ‐〕【活物】

デジタル大辞泉
生きて活動しているもの。⇔死物。「必竟ひっきょう世の事変は―にて容易に其の機変を前知す可らず」〈福沢・学問のすゝめ〉

かつら‐もの【×鬘物】

デジタル大辞泉
⇒かずらもの

ぎ‐ぶつ【擬物】

デジタル大辞泉
物になぞらえること。

くばり‐もの【配り物】

デジタル大辞泉
祝儀やあいさつ、また謝礼として配る贈り物。「法事の配り物」

くろ‐もの【黒物】

デジタル大辞泉
1 《底がすすけて黒いところから》鍋をいう女房詞。2 雑魚ざこ、いりこをいう女房詞。3 「黒鉱くろこう」に同じ。4 「黒物家電」の略。5 石油業…

けんちく‐ぶつ【建築物】

デジタル大辞泉
家屋や倉庫など、建築した物。たてもの。建築基準法では、土地に定着する工作物のうち、屋根および柱もしくは壁を有するものとする。[類語]建物・建…

ごうせい‐ぶつ〔ガフセイ‐〕【合成物】

デジタル大辞泉
各構成部分が固有の性質を保ちながら、結合して一つの形態になっている物。法律上、1個の物として扱われる。家屋・宝石入り指輪など。

とぎ‐もの【研(ぎ)物】

デジタル大辞泉
はさみや包丁などの刃物をとぐこと。また、とぐべきもの。

なに‐もの【何物】

デジタル大辞泉
どのような物。いかなる物。「健康は何物にも代えがたい」「犠牲以外の何物でもない」

なみはば‐もの【並幅物】

デジタル大辞泉
並幅の反物。小幅物。

よせもの【寄せ物】

和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典
寒天・ゼラチン・くず粉などを煮溶かして型に流し入れ、固めて作る料理や菓子。料理は前菜、焼き魚のあしらい、おせちの口取りなどにする。料理では…

うお‐もの(うを‥)【魚物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 魚類の料理。また、魚の干物など。[初出の実例]「時袋屋息持二朋樽・饅頭一折・魚物等一来。多衆相集賞レ之」(出典:蔭凉軒日録‐延徳三年…

うた‐もの【唄物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 箏曲(そうきょく)、地唄で、楽器の技巧よりも歌に重きを置いて作曲された曲。⇔手事物(てごともの)。[初出の実例]「組、手箏(てごと)、歌…

あまし‐もの【余物・余者】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① もてあました品物。無用な品物。また、残した物。[初出の実例]「余花こそは人のきらはぬあまし物〈友之〉」(出典:俳諧・沙金袋(1657)…

あや‐おりもの【綾織物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 模様を織り出した美しい絹織物。朝廷では五位以上の者の朝服に限り許されたが、蔵人(くろうど)は六位でも着用を許された。あやおり。あ…

あえ‐もの【肖物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「あえ」は似る意の動詞「あゆ(肖)」の連用形から ) 似るべき目あて、標準となるもの。似せたいと思う対象。また、似ているもの。あ…

いつつ‐もの【五物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 五種の射芸。ふつう、流鏑馬(やぶさめ)、笠懸(かさかけ)、小笠懸、犬追物、歩射(かちゆみ)の五つをいうが、時代によって多少違いがあり…

いれかえ‐もの(いれかへ‥)【入替物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 入れかえる物。特に現在質入れしてある品物のかわりに、質草にする品物。[初出の実例]「堀の内へ朝参りにいくから、入かへものをかしてく…

いわく‐もの(いはく‥)【曰物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 歌舞伎の衣装で、特別の仕掛けがあるもの。表と裏と両方着られるもの、出血のさまを見せる仕掛けのあるものなど。② いわく因縁のあるも…

あく‐ぶつ【悪物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 悪いもの。憎むべきもの。[初出の実例]「悪を去れば善も無く、善を去れば悪も無し。故に善物・悪物にして一物、善心・悪心にして一心なり…

あさま‐もの【浅間物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 浅間巴之丞と傾城(けいせい)奥州との情話を題材とした、歌舞伎脚本及び浄瑠璃、舞踊等の総称。地唄「浅間」、歌舞伎「傾城浅間嶽」など。

あしき【悪】 物((もの))

精選版 日本国語大辞典
荒々しい国の神。強暴な地神。[初出の実例]「あしき物の、見つけそめたるに、いと、恐ろしく、危き事なりと思して」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手…

あずかり‐もの(あづかり‥)【預物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 他人から預かっている品物。[初出の実例]「原田一類の衆預り物あらば、帋一枚のこさず可レ被レ出」(出典:多聞院日記‐天正四年(1576)…

あたり‐もの【当物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 食べて中毒を起こした、その食物。② 思う通りになったもの。多く成功した興行などにいう。また、釣りで、目当て以上の大魚が釣れた場合…

ごふく‐もの【呉服物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 織物、反物などの類。[初出の実例]「難波男、呉服物(ゴフクもの)ととのえにのぼりて室町に有しが」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)…

ごよう‐もの【御用物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 宮中や官府などの用に供するもの。御用表・御用茶碗・御用箱・御用木など。[初出の実例]「御用箱御用物品々」(出典:駅肝録‐享保八年(1…

こわ‐もの(こは‥)【強物・怖物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 強いもの。したたかなもの。てごわいもの。また、恐ろしさを感じさせるもの。こちらをおびやかすもの。危険なもの。強敵。[初出の実例]…

ざ‐かなもの【座金物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 材料面を保護したり釘の頭を隠したりするための、金属で作った平面盤、鎧(よろい)の胸板、逆板、菱縫板、化粧板や調度器具、長押(なげし)…

さずけ‐もの(さづけ‥)【授物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 神仏が与えてくれるもの。さずかりもの。

ごうせい‐ぶつ(ガフセイ‥)【合成物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 各構成部分が個性を保ちながら、結合して一つの形態になっている物。宝石入り指輪など、法律上一個の物として扱われる。

こうだん‐もの(カウダン‥)【講談物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 講談風に書かれた読み物。[初出の実例]「小説類が浅薄なる講談物に読者を奪はれたるも」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉日…

こう‐ぶつ【公物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 一般の人々の共有物。[初出の実例]「造物者の人類に分与したる公物を」(出典:明六雑誌‐四二号(1875)西語十二解・権理解〈西村茂樹〉)…

こう‐ぶつ【功物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 平安時代以来、造寺、造宮などの費用にあてるために売官が行なわれた際、任官される官に応じて納入した一定額の銭貨。[初出の実例]「西国…

こう‐もつ【公物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 おおやけの物。官府の物。くもつ。

こうよう‐ぶつ【公用物】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 公物のうち、主として国または公共団体自身の用にあてる物。官公署の建物、官公立学校、公務員の宿舎など。〔現代大辞典(1922)〕

曲物[木工] まげもの

事典 日本の地域ブランド・名産品
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従物 じゅうぶつ

日本大百科全書(ニッポニカ)
→主物・従物

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