トロンボキサン
- 栄養・生化学辞典
- C20H32O5 (mw352.47). アラキドン酸を原料に合成される一群の生理活性物質.代表的な化合物である図に示したトロンボキサンA2には血管収縮作用…
フラビンモノヌクレオチド
- 栄養・生化学辞典
- C17H21N4O9P(mw456.35). FMNと略す.還元型をFMNH2と記す.リボフラビン5′-リン酸ともいう.体内の酸化還元酵素の補酵素として機能する…
クルパノドン酸
- 栄養・生化学辞典
- C22H34O2 (mw330.51). イワシ酸ともいう.4,8,12,15,19-ドコサペンタエン酸.融点−78℃.コノシロ,ニシン,イワシなどの油脂に含まれるが空気…
テトラジン tetrazine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C2H2N4 。ベンゼン環の炭素原子4個を,窒素原子に置換した形の化合物。1,2,4,5-テトラジンがよく知られている。暗赤色柱状晶。融点 99℃。…
アルドール(データノート) あるどーるでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルドールCH3CH(OH)CH2CHO分子式C4H8O2分子量88.11融点-沸点77~78℃/14mmHg比重1.109(測定温度16℃)屈折率(n)1.4238分解点約85℃[参照項目] | アル…
テトラヒドロフラン(データノート) てとらひどろふらんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- テトラヒドロフラン分子式C4H8O分子量72.1融点-108.5℃沸点66℃比重0.888(測定温度20℃)屈折率(n)1.4050引火点-17.2℃溶解度∞(水と任意の割合で混合…
南極石(データノート) なんきょくいしでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 南極石英名antarcticite化学式CaCl2・6H2O少量成分Na,Mg結晶系三方硬度2~3比重1.70色無光沢ガラス条痕無劈開一方向に完全(「劈開」の項目を参照)[…
塩化ベンザル えんかベンザル benzal chloride
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H5・CHCl2 。沸点 205℃の無色液体。トルエンの光塩素化で生成する。水に不溶,エチルアルコール,エーテルに可溶。アルカリや濃硫酸の作用…
ロペス・デ・ゴマラ López de Gómara, Francisco
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1511. セビリア[没]1557頃スペインの歴史家。アルカラ大学で学び,修道士となる。のちアメリカに渡り,メキシコで H.コルテスの秘書となった (15…
ラブクラフト(Howard Phillips Lovecraft)
- デジタル大辞泉
- [1890~1937]米国の小説家。怪奇・幻想小説の先駆者の一人。生前は無名だったが、死後に広く知られるようになり、一連の小説がクトゥルー神話とし…
アセチレン(データノート) あせちれんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アセチレンHC≡CH分子式C2H2分子量26.04融点-81.8℃沸点-83.6℃比重液体 0.613(測定温度-80℃)個体0.730(測定温度-85℃)引火点35.18℃[参照項目] | ア…
トルエン(データノート) とるえんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- トルエン分子式C7H8分子量92.1融点-94.99℃沸点110.626℃比重0.87160(水15℃)屈折率(n)1.49693引火点4.4℃(密閉)爆発範囲1.2~7.1%[参照項目] | ト…
ショ糖
- 栄養・生化学辞典
- C12H22O11 (mw342.30). スクロース,サッカロースともいう.グルコースと,フルクトースで構成される二糖.還元性はない.一般に砂糖といい,…
トレハロース
- 栄養・生化学辞典
- C12H22O11 (mw342.30). ミコースともいう.2分子のD-グルコースが1→1結合した二糖.α,βで4種類の異性体がある.カビ,酵母などに広く分布する…
フルクトース
- 栄養・生化学辞典
- C6H12O6 (mw180.16). 果糖,レブロースともいう.代表的なケトヘキソースで,単糖の形でも自然界に多く存在し,結合型でもショ糖,イヌリン,…
プロピルチオウラシル
- 栄養・生化学辞典
- C7H10N2OS (mw170.24). 6-プロピル-2-チオウラシルともいう.甲状腺ホルモンの合成を抑制する抗甲状腺薬で,甲状腺機能亢進の治療に用いる.甲…
カルノー石 カルノーせき carnotite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- K2(UO2)2(VO4)2・3H2O 。レモン黄ないし緑黄色の放射性鉱物。粉末状集合,薄膜状,斑点をなす。酸類にたやすく溶ける。比重 4.70 。砂岩中に産し,2…
シンナムアルデヒド cinnamaldehyde
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H5-CH=CH-CHO 。ケイ皮アルデヒドともいう。カッシアの葉および樹皮油,ニッケイの樹皮油の主成分。ニッケイ様の強い芳香をもつ黄色の液…
円錐振り子 えんすいふりこ conical pendulum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 質点振り子のおもりが水平面内で円運動するとき,吊糸は鉛直軸のまわりに円錐を描く。これを円錐振り子という。円錐の高さを h ,重力加速度を g と…
免疫グロブリン
- 栄養・生化学辞典
- イムノグロブリンともいう.抗体,もしくはそれと構造的に,機能的に関連しているタンパク質を総称していう.A,D,E,G,Mの五つのクラスがある.…
えんさん‐アニリン【塩酸アニリン】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( アニリンは[英語] aniline ) アニリンの誘導体。化学式 C6H5NH3Cl 白色で板状の結晶。アニリンに濃塩酸を反応させて作る。染料の中間体…
リン酸トリエチル リンさんトリエチル triethyl phosphate
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 (C2H5O)3PO 。リン酸のエチルエステルの一つ。エチルアルコールに塩化ホスホリルを作用させて得られる。沸点 215℃の液体。エチルアルコール,…
ガス化学 (ガスかがく) gas chemistry
- 改訂新版 世界大百科事典
- 天然ガスやコークス炉ガスなどを原料として各種の化学製品を生産する化学技術の体系をいう。コークス炉ガスの主成分は,メタンCH4,一酸化炭素CO,水…
インフルエンザA型
- 知恵蔵
カパイシアン
- 百科事典マイペディア
- ハイチ北部にある同国第2の都市。1670年仏植民地として創設され,製糖業の中心だった。市の北部に美しい海岸が続く。近郊に19世紀初めH.クリストフ…
フォード・システム
- 百科事典マイペディア
- H.フォードがその自動車工場で実行した経営合理化のための大量生産方式の型。部品の標準化,工程の分業化・機械化の徹底,コンベヤシステムの導入(1…
ボース粒子【Bose particle】
- 法則の辞典
- 「ボゾン」ともいう.ボース統計*に従う粒子のことである.スピンの大きさは(h/2π)の整数倍である.原子核の場合なら質量数(核子数)が偶数のも…
リッツの結合原理【Ritz's combination principle】
- 法則の辞典
- スペクトル線の波数 νij は で与えられる.ここで c は光速,h はプランク定数,Wi,Wj は光の放出前と放出後の各準位のエネルギーである.一般に …
ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド
- 栄養・生化学辞典
- C21H27N7O14P2 (mw663.43). NAD,NAD+と略す.還元型をNADHと記す.ジホスホピリジンヌクレオチド (DPN) は旧称.生体の酸化還元反応を触媒す…
ナトリウム‐エトキシド
- デジタル大辞泉
- 《sodium ethoxide》エタノールの水酸基(-OH)の水素をナトリウム原子で置換した化合物。白色粉末。吸湿性がある。空気中の水分で分解し、水酸化ナ…
ベーチェット‐びょう〔‐ビヤウ〕【ベーチェット病】
- デジタル大辞泉
- アフタ性口内炎・陰部潰瘍かいよう・虹彩炎などを主症状とし、発疹はっしん・発熱・関節痛などもみられる原因不明の病気。再発を繰り返し、ついには…
ビバリッジ報告【ビバリッジほうこく】
- 百科事典マイペディア
- ベバリッジ報告とも。英国の失業問題の権威ビバリッジW.H.Beveridge〔1897-1963〕が,1942年に英国の社会保障制度に関してまとめたもの。〈ゆりかご…
グリセリン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Glycerin [英語] glycerine ) 三価アルコールの一つ。化学式 C3H5(OH)3 脂肪または油脂を分解して製せられ、甘く、粘り気の…
てきおう‐しょうこうぐん(‥シャウコウグン)【適応症候群】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 カナダのH=セリエが提唱した概念で、生体は外からのストレスに対してまず警告の反応を示し、続いて下垂体、副腎皮質系が活動を示すが、…
クロロベンゼン
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [英語] chlorobenzene ) ベンゼンを塩素化したもの。化学式 C6H5Cl 無色の液体。ベンゼンを鉄触媒を用いて塩素ガスと反応させてつくる…
イノシン‐さん【イノシン酸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Inosinsäure の訳語 ) 酸性の高分子物質イノシンリン酸の総称。分子式 C10H13N4O8P ヌクレオチドとして死んだ動物中に多数…
アクリル酸(データノート) あくりるさんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アクリル酸CH2=CHCOOH分子式C3H4O2分子量72.06融点14℃沸点141.6℃比重1.062(測定温度16℃)屈折率(n)1.4210溶解度∞(水と任意の割合で混合)解離定数Κ…
濁沸石(データノート) だくふっせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 濁沸石英名laumontite化学式CaAl2Si4O12・4H2O少量成分Na,K結晶系単斜硬度3~4比重2.3色無,白,桃,黄光沢ガラス~真珠条痕白劈開二方向に完全(「…
ミメット鉱(データノート) みめっとこうでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ミメット鉱英名mimetite化学式Pb5[Cl|(AsO4)3]少量成分Ca,V,H2O結晶系六方硬度3.5~4比重7.26色淡黄,黄褐,橙黄,白光沢樹脂~亜金剛条痕白劈開無…
欽一石(データノート) きんいちせきでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 欽一石英名kinichilite化学式Mg(Mn2+,Zn)2Fe3+2[TeO3]6・9H2O少量成分Na,Se結晶系六方硬度低比重4.11色暗褐光沢亜金剛条痕褐劈開無。もろい(「劈開…
ボトリオゲン(データノート) ぼとりおげんでーたのーと
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ボトリオゲン英名botryogen化学式MgFe3+[OH|(SO4)2]・7H2O少量成分報告なし結晶系単斜硬度2~2.5比重2.23色黄、淡橙~橙光沢ガラス条痕黄~橙劈開一…
シンナミルアルコール cinnamyl alcohol
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C6H5-CH=CH-COOH 。ケイ皮アルコールともいう。エステルとしてカッシア油,蘇合香,バルサムなどに存在する。ヒアシンス様の香気をもつ白…
アコニチン aconitine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 化学式 C34H47NO11 。トリカブトの代表的アルカロイド。柱状晶。融点 202~203℃。クロロホルム,ベンゼンに可溶,エーテル,エチルアルコールにわず…
アセトアニリド acetanilide
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- アンチフェブリンともいう。化学式 C6H5NHCOCH3 。アニリンを酢酸,または無水酢酸と加熱して生成する。無色板状晶。融点 113~114℃。水に少量溶ける…
カジネン カジネン cadinene
- 化学辞典 第2版
- C15H24(204.34).二環性のセスキテルペン.二重結合の位置により,α-,β-,γ-,γ1-,γ2-,δ-,ε-,およびω-カジネンがある.いずれも植物から得られ…
1,5-ジアザビシクロ[4.3.0]-5-ノネン ジアザビシクロノネン 1,5-diazabicyclo[4.3.0]-5-nonene
- 化学辞典 第2版
- C7H12N2(124.19).略称DBN.2-ピロリドンとアクリロニトリルまたはトリメチレンジアミンとの反応により得られる.吸湿性の大きい強塩基性の液体.沸…
核磁子 カクジシ nuclear magneton
- 化学辞典 第2版
- 原子核の磁気モーメントの単位.陽子の電荷をe,質量を mp,プランク定数hを2πで割ったものをℏとすると,核磁子 μN は,μN = eℏ/2mp = 5.05×10-27…
モルホリン モルホリン morpholine
- 化学辞典 第2版
- tetrahydro-1,4-oxazine.C4H9NO(87.12).ジエタノールアミンを70% 硫酸と加熱してつくる.アンモニア臭のある吸湿性液体.融点-4.9 ℃,沸点128~1…
ブラナン計画 ブラナンけいかく Brannan Plan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 1949年アメリカの H.トルーマン政権が打出した農業政策案。農産物価格維持に代って「所得維持」を導入し,大農民層への補助金支出を押えようとする案…
ブラーム Brahm, Otto
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- [生]1856.2.5. ハンブルク[没]1912.11.28. ベルリンドイツの文芸批評家,演出家。本名 Abrahamsoh。 A.アントアーヌの自由劇場に刺激され,1889年劇…