ジアゾニウム塩 じあぞにうむえん diazonium salt
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ジアゾ基=N2をもつ塩ArN2+X-をいう。ここでArはアリール基、X-はCl-、SO4H-、BF4-などの陰イオンである。次の2つの構造式の中間的構造をもつ。Arが電…
二次鉱物 にじこうぶつ secondary mineral
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 既存の鉱物の分解、変質などによって導かれて生成された鉱物の総称。次成鉱物ともいう。多くの場合、地表条件下で不安定な鉱物が分解し、その全部あ…
フッ化物 ふっかぶつ fluoride
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- フッ素と他の元素との化合物の総称。ほとんどすべての元素のフッ化物が知られる。単体または酸化物にフッ化水素酸を作用させるか、単体間の直接反応…
典型元素 テンケイゲンソ main group elements, typical elements
- 化学辞典 第2版
- 歴史的には,周期表2周期のLiからFに至る7元素をいうが(D.I. Mendeleev(メンデレーエフ)),今日では,内殻が希ガス型電子配置で,最外殻電子配置がns…
オラー オラー Olah, George A.
- 化学辞典 第2版
- ハンガリー生まれのアメリカの有機化学者.ブダペスト工科大学で学位を取得.1956年のハンガリー動乱の際にカナダに移り,ダウケミカルの研究員,ケ…
ジョン ダース John Dearth
- 20世紀西洋人名事典
- 1950 - 米国のジャズ演奏家。 マサチューセッツ州ボストン生まれ。 ブーツ・ムッスリに師事し、彼のグループで演奏を始めた。ハーバード大学で英文…
見えない女
- デジタル大辞泉プラス
- 島田荘司のトラベルミステリー短編集。1989年刊行。後に『インドネシアの恋唄』に改題。
ていおん‐タール〔テイヲン‐〕【低温タール】
- デジタル大辞泉
- 石炭の低温乾留によって得られるタール。石油に近い炭化水素を成分とする。
ニトロシル化合物 ニトロシルカゴウブツ nitrosyl compound
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】無機化合物でニトロシル基(-NO)を含むもの.NO+を含む化合物NOX.(1)X=F,Cl,Br.いずれも室温では気体で折れ線形の分子である.例:NOF(49.…
イオンモール千葉ニュータウン
- デジタル大辞泉プラス
- 千葉県印西市にあるショッピングセンター。2006年オープン。
ラウリオン Laurion
- 改訂新版 世界大百科事典
- ギリシア本土アッティカ地方の南東部を占め,古代において地中海世界有数の銀鉱を擁した地域。ラウレイオンLaureion,ラウリウムLauriumともいう。今…
西園寺公宗 (さいおんじきんむね) 生没年:1310-35(延慶3-建武2)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉末期の公卿。正二位,権大納言。西園寺実兼の曾孫。西園寺家は公経以来,鎌倉幕府の強力な後援を得て隆盛を誇ってきたが,幕府の倒壊によって家…
西園寺実兼 (さいおんじさねかね) 生没年:1249-1322(建長1-元亨2)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 鎌倉後期の公卿。西園寺公経の曾孫。1269年(文永6)祖父実氏死去の後を受けて関東申次(もうしつぎ)となって朝幕間に重きをなし,皇位継承をめぐる…
へふぁいすていおん【ヘファイステイオン】
- 改訂新版 世界大百科事典
人工筋肉
- 知恵蔵
- 電気などの刺激で伸縮・変形する素材のうち、筋肉とよく似た動きをするものの総称。ロボットのアクチュエーターにも応用される。電場応答性高分子(EA…
よう‐こう〔ヤウクワウ〕【陽光】
- デジタル大辞泉
- 1 太陽の光。日光。「南国の陽光を浴びる」2 真空放電のとき、電極間に現れる光。イオンと電子がプラズマを形成する部分。陽光柱。[類語]日光・日…
ダームスタチウム darmstadtium
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 人工元素の一つ。元素記号 Ds。原子番号 110。1994年ドイツのダルムシュタットにある重イオン研究所 GSIのジグルト・ホフマンらが,鉛208にニッケル6…
ピロ電気 ピロでんき pyroelectricity
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 固体の温度を変えることにより表面に分極電荷が現れる現象。ピロとはギリシア語で火を意味する。焦電気,パイロ電気ともいう。もともと自発分極をも…
インテリジェントセンサ intelligent sensor
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- センサとその信号処理回路が一体化された,集積回路タイプのセンサ。通常,センサ自体がデータ処理機能やメモリを内蔵し,プログラムを組み込むこと…
水酸化ジルコニウム(Ⅳ) スイサンカジルコニウム zirconium(Ⅳ) hydroxide
- 化学辞典 第2版
- Zr(OH)4(159.25).ジルコニウム(Ⅳ)塩水溶液にアンモニアを加えて沈殿させると得られる.白色の無定形固体.実体は酸化物の水和物ZrO2・nH2Oで水分の量…
亜ナマリ酸塩 アナマリサンエン plumbite
- 化学辞典 第2版
- MⅠ2PbO2.水酸化鉛(Ⅱ)または酸化鉛(Ⅱ)を水酸化アルカリ水溶液に溶かした際,溶液内に生じる塩で,水溶液中では水和して,[Pb(OH)3]-,[Pb(OH)4]2- …
スレータータイプオービタル【Slater type orbital】
- 法則の辞典
- 「スレーター型軌道関数」と記してある成書も多い.原子やイオンの中における電子の挙動を,一電子近似で記述する軌道関数の一つで,最初に提案され…
げん‐し【原子】
- デジタル大辞泉
- 1 物質の基本的構成単位で、化学元素としての特性を失わない、最小の微粒子。原子核とそれを取り巻く1個または複数個の電子からなり、大きさは約1億…
ニールス・ヤニセン ビェルム Niels Janniksen Bjerrum
- 20世紀西洋人名事典
- 1879.3.11 - 1958.9.30 デンマークの化学者,物理学者。 元・コペンハーゲン農科大学教授。 コペンハーゲン生まれ。 1908年コペンハーゲン大学で学…
ハロホルム反応 ハロホルムハンノウ haloform reaction
- 化学辞典 第2版
- クロロホルム,ブロモホルム,ヨードホルムなど,トリハロメタンを生成させる反応をいう.アセチル基を含むケトンにアルカリの存在下,ハロゲンを作…
メチルトリオクチルアンモニウムクロリド メチルトリオクチルアンモニウムクロリド methyltrioctylammonium chloride
- 化学辞典 第2版
- C25H54ClN(404.16).商品名アリコート336S,またはカプリコート.トリオクチルアミンとメチルクロリドから製造される代表的な相間移動触媒.黄味を帯…
ボレアス Boreas
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ギリシア神話の北風の神。ティタンのクリオスの息子アストライオスと曙女神エオスの子で,西風ゼフュロスおよび南風ノトスの兄弟。怪力の持主で,ト…
内田篤人
- 知恵蔵mini
- 日本のプロサッカー選手。身長176センチメートル、体重67キログラム。ポジションはディフェンダー(DF)。利き足は右。1988年3月27日、静岡県生まれ。…
光分解 こうぶんかい photolysis
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 光化学反応のうち、光を吸収することによりおこる分解をいう。直接光分解と光増感分解に大別される。直接光分解は光を吸収した分子そのものが分解す…
カール・ハインツ ルンメニゲ Karl-Heinz Rummenigge
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書元サッカー選手 バイエルン・ミュンヘン代表取締役会長国籍ドイツ生年月日1955年9月25日出生地西ドイツ・リップシュタット(ドイツ)受賞バ…
ノック‐オン(knock on)
- デジタル大辞泉
- 1 ラグビーで、手や腕などの上半身(首から上を除く)にボールが当たってから前方へ落とすこと。反則とされ、相手ボールのスクラムになる。2 原子…
でん‐し【電子】
- デジタル大辞泉
- 原子内で、原子核の周りに分布して負の電荷をもつ素粒子。電子数は原子番号に一致する。質量は陽子の約1800分の1で9.109×10-31キロ、電荷は-1.602×…
地質温度計【ちしつおんどけい】
- 百科事典マイペディア
- 地質現象の生起した温度を数値的に示すために利用される各種の現象や関係。推定する方法には,多形鉱物の相転移,固溶体鉱物の化学組成,平衡2鉱物…
媒染剤【ばいせんざい】
- 百科事典マイペディア
- 染色を助ける金属化合物。染料が直接繊維に染着しないとき,あらかじめ繊維に適当な金属化合物の水溶液をしみこませておくと,金属イオンと染料分子…
デューン【DUNE】[Deep Underground Neutrino Experiment]
- デジタル大辞泉
- 《Deep Underground Neutrino Experiment》米国のフェルミ国立加速器研究所主導により、サウスダコタ州のサンフォード地下研究所で建設が計画されて…
新海征治 (しんかい-せいじ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1944- 昭和後期-平成時代の応用化学者。昭和19年7月5日生まれ。長崎大助教授などをへて,昭和63年九大教授。平成20年崇城大教授,九州先端科学技術研…
岡田卓也 (おかだ-たくや)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1925- 昭和後期-平成時代の経営者。大正14年9月19日生まれ。早大在学中の昭和21年,家業の岡田屋呉服店をつぐ。スーパーに衣替えし,44年姫路のフタ…
ベルク
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「株式会社ベルク」。英文社名「Belc CO., LTD.」。小売業。昭和34年(1959)「株式会社主婦の店秩父店」設立。同58年(1983)「株式会社主婦の…
X線レーザー エックスセンレーザー X-ray laser
- 化学辞典 第2版
- X線領域で発振するレーザー.通常の共振器によって発生させたX線レーザーはまだ報告されていないが,自然放射増幅による発振はいくつか報告されてい…
硬水 コウスイ hard water
- 化学辞典 第2版
- マグネシウム塩類,カルシウム塩類をかなり含み,普通のせっけん(高級脂肪酸のアルカリ金属塩)の洗浄に適しない天然水をいい,それらを含まないもの…
リトマス‐しけんし【リトマス試験紙】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 リトマス溶液に濾紙を浸して乾かしたもの。溶液や気体の酸性・塩基性の判定に用いる。酸性で赤、塩基性で青を呈す。変色域は水素イオン濃…
ニトロシル ニトロシル nitrosyl
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】独立した分子(または原子団)からなる無機化合物中のNO基.一般には,陽イオンまたは陽性原子団としてはたらいている.【Ⅱ】配位化合物のNO配位…
いんいおんこうかんじゅし【陰イオン交換樹脂】
- 改訂新版 世界大百科事典
パンチカパイオン Pantikapaion; Panticapaeum
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- キンメリアのボスポロス,現ケルチ海峡の西岸に位置した古代ギリシア,ミレトスの植民市 (→アポイキア ) 。ラテン名パンチカパエウム。前7世紀末に建…
ドルニ・ベストニツェ Dolní Věstonice
- 改訂新版 世界大百科事典
- チェコ,モラビア地方の後期旧石器時代の遺跡。第2次大戦後,まずK.アブソロンによって発掘が始められ,1950年にB.クリマが,5基の炉址をもつ,5m×9m…
分離 ぶんり separation
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- (1)混合物を純物質に分けること。(2)純物質の中の化学成分を検知すること。 (1)の一般に混合物から純物質を取り出す操作は、物質の精製といわれる。…
プロトン性溶媒 (プロトンせいようばい) protic solvent
- 改訂新版 世界大百科事典
- O-H,N-H,F-Hなどのプロトン供与性(水素原子をプロトンとして放つ性質)の基を含む溶媒。これに対し,プロトン供与性をもたない溶媒は非プロト…
マイケル オンダーチェ Michael Ondaatje
- 現代外国人名録2016
- 職業・肩書作家,詩人国籍カナダ生年月日1943年9月12日出生地セイロン・コロンボ(スリランカ)学歴ビショップ大学,クィーンズ大学,トロント大学受賞カ…
配位説 はいいせつ coordination theory
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 高次化合物の構造、結合状態を説明するために、スイスのA・ウェルナーが唱えた考え方をいう。配位結合や配位化合物についての本質は、現在解明されて…
横尾忠則【よこおただのり】
- 百科事典マイペディア
- 画家,グラフィック・デザイナー。兵庫県生れ。西脇高卒。神戸新聞社,日本デザインセンターを経て独立。唐十郎の状況劇場,寺山修司の天井桟敷,土…