銅鉱物 (どうこうぶつ) copper mineral
- 改訂新版 世界大百科事典
- 主要成分として銅を含む鉱物をいう。銅は硫黄との親和性が強いので,硫化物がもっとも重要である。このほか酸化物,水酸化物,炭酸塩,硫酸塩,塩化…
賻物 (ふもつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 古代において,位を有する者が死亡した際に支給される葬祭料。喪葬令に詳しい規定がある。京官や国司などの職事官が死亡した際には,正従一位から初…
物売 (ものうり)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 街頭で商品を売る者のことで,近世には品物を手や肩にかけて移動しながら売り歩く振売と,大道や神社仏閣の境内などに見世(みせ)を出し移動せずに…
渡物 (わたしもの)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 日本の雅楽の唐楽における移調曲のこと。雅楽では,ある調子(六調子の一つとしての調子)の曲を,別の調子に移調することを〈渡す〉といい,移調し…
あたかもの【安宅物】
- 改訂新版 世界大百科事典
うずめもの【埋物】
- 改訂新版 世界大百科事典
えんかぶつ【塩化物】
- 改訂新版 世界大百科事典
おにもの【鬼物】
- 改訂新版 世界大百科事典
おりもの【折物】
- 改訂新版 世界大百科事典
かいちょうもの【開帳物】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぐんだんもの【軍談物】
- 改訂新版 世界大百科事典
がん‐ぶつ〔グワン‐〕【玩物】
- デジタル大辞泉
- 物をもてあそぶこと。また、もてあそぶもの。玩具。
かん‐もつ【勘物】
- デジタル大辞泉
- 考え調べること。また、文章の内容について調べてつけた注記。「諸卿の―に任せ、この書を和国にひろむべし」〈浄・用明天王〉
きょう‐もの〔キヤウ‐〕【京物】
- デジタル大辞泉
- 1 京都から産出する物。2 慶長(1596~1615)以後、京都に住んだ刀鍛冶の作った新刀。
狂乱物【きょうらんもの】
- 百科事典マイペディア
- 能および歌舞伎舞踊の作品分類用語。(1)能の曲柄。〈狂い能〉とも。物狂いをシテとしたもので,笹(ささ)や小枝を持ち,右肩脱ぎの扮装(ふんそう)…
往来物【おうらいもの】
- 百科事典マイペディア
- 平安末期から明治初期まで使われた初等教科書。往来とはもともと往復1組の手紙集のことで,のち単語,文を集めたものもいうようになり,その内容も…
伊勢崎織物【いせさきおりもの】
- 百科事典マイペディア
- 群馬県伊勢崎市を中心に,江戸後期,絹織物業が発展。堅牢な太織(ふとおり)・縞物(しまもの)の産地として著名となる。躄機(いざりばた)による農家の…
こ‐もの【▽籠物】
- デジタル大辞泉
- かごに入れた果物。木の枝につけて、献上物または儀式のときなどに用いる。「その日の御前の折櫃物をりびつもの、―など」〈源・桐壺〉
みつ‐もの【三つ物】
- デジタル大辞泉
- 1 武具で、鎧よろいの胴・袖・兜かぶとの称。2 騎射で、流鏑馬やぶさめ・笠懸かさがけ・犬追物いぬおうものの称。後世、流鏑馬の代わりに歩射ぶし…
むしゅ‐ぶつ【無主物】
- デジタル大辞泉
- 所有者のない物。
ろう‐もつ〔ラウ‐〕【×粮物】
- デジタル大辞泉
- 食糧。糧食。かて。「国の土産、道の―にも所望し給へかし」〈盛衰記・一八〉
めし‐もの【召(し)物】
- デジタル大辞泉
- 相手を敬って、その食べ物、着物、履物などをいう語。召し料。
もうけ‐もの〔まうけ‐〕【×儲け物】
- デジタル大辞泉
- 思いがけなく得た利益。拾い物。「うまくいけば儲け物だ」[類語]幸運・ラッキー・僥倖・付き・幸せ・幸い・果報・開運・盛運・強運・悪運・吉・拾い…
もの‐かき【物書(き)】
- デジタル大辞泉
- 1 文章を書くこと。また、それを職業とする人。2 文書・記録を書く役。書き役。書記。「南部に便宜の―して居たりける程に」〈盛衰記・二九〉[類語]…
もの‐ごのみ【物好み】
- デジタル大辞泉
- えり好みをすること。また、物好きであること。「物好みの激しい人」
もの‐さび・れる【物寂れる】
- デジタル大辞泉
- [動ラ下一]なんとなくさびれた感じになる。「―・れた町はずれ」
もの‐つけ【物付け】
- デジタル大辞泉
- 鞍くらの後輪しずわの四方手しおでにつけるひも。とっつけ。
もの‐なげき【物嘆き】
- デジタル大辞泉
- 心配。苦労。悲嘆。「公家、私今の―にして、しづ心なし」〈栄花・浦々の別〉
もの‐はじめ【物始め】
- デジタル大辞泉
- 物事を始めること。事始め。手始め。
もの‐ほし・い【物欲しい】
- デジタル大辞泉
- [形][文]ものほ・し[シク]なんとなくほしい。何かほしい。「―・い顔つきをする」[派生]ものほしげ[形動]ものほしさ[名]
やさい‐もの【野菜物】
- デジタル大辞泉
- 「野菜」に同じ。「其外氷豆腐だの―だの買調えて」〈福沢・福翁自伝〉
れい‐もつ【霊物】
- デジタル大辞泉
- 霊妙なもの。神秘的な力のあるもの。れいぶつ。「昔より―にて」〈十訓抄・一〇〉
でき‐ぶつ【出来物】
- デジタル大辞泉
- 人格・才能のすぐれた人物。
でこ‐もの【出庫物】
- デジタル大辞泉
- 在庫品を整理するために、倉庫から出して安く売りさばく品物。「出庫物市」
てんねん‐もの【天然物】
- デジタル大辞泉
- 自然に海・河川や山野で生育した、食材となる動植物。養殖物・栽培物に対していう。「天然物のマグロ」「天然物のタケノコ」
とくてい‐ぶつ【特定物】
- デジタル大辞泉
- 具体的な取引に際して、当事者がその物の個性に着目して指定した物。例えば、「この米」といえば特定物となるが、「米10キロ」といえば不特定物とな…
よつ‐もの【四つ物】
- デジタル大辞泉
- 1 四つでひとそろいとなるもの。2 4種類の武具。武士の七つ道具の中の四つをいう。「三つ物―取りつけて」〈太平記・一〇〉
り‐もつ【利物】
- デジタル大辞泉
- 1 《「物」は一切衆生の意》仏語。衆生に利益りやくを与えること。人々を救うこと。2 利益。もうけ。〈日葡〉
りゅうち‐ぶつ〔リウチ‐〕【留置物】
- デジタル大辞泉
- 留置権の目的物。
ふんぱん‐もの【噴飯物】
- デジタル大辞泉
- 食べかけの飯をこらえきれずに噴き出してしまうほどに、おかしくてたまらない出来事。もの笑いのたねになるような、みっともない事柄。「政治屋が政…
じょうばん‐もの〔ジヤウバン‐〕【常磐物】
- デジタル大辞泉
- 常磐(茨城・福島など)沿岸で水揚げされる海産物。
三所物【みところもの】
- 百科事典マイペディア
- 日本刀の拵(こしらえ)に付ける小柄(こづか),笄(こうがい),目貫(めぬき)の総称。目貫は柄の両面にすえたもので,手のすべりを止めることが本来の目…
せいか‐ぶつ〔セイクワ‐〕【成果物】
- デジタル大辞泉
- ソフトウエア開発やシステム開発において、プロジェクトの全体または一部の工程が完了したときに成果として完成した納品物、プログラム、仕様書・設…
せんたい‐もの【戦隊物】
- デジタル大辞泉
- 《「戦隊モノ」と書くこともある》特撮番組で、戦隊ヒーローを描いたものの総称。
デジ‐もの【デジ物】
- デジタル大辞泉
- 《多く「デジモノ」と書く》俗に、デジタルガジェットやデジタル家電のこと。ケースやケーブルなど、デジタル機器の付属品や関連品も含むことがある。
さきだつ‐もの【先立つ物】
- デジタル大辞泉
- 《「先立つ物は金」から》金銭。物事を行う際に、まず必要になる金のこと。「起業したいが先立つ物がない」
うき‐もの【浮(き)物】
- デジタル大辞泉
- 1 水に浮いている物。和歌などでは「憂き者」と掛けて用いられる。2 海水面近くにすむ魚。イワシやカツオなど。→底物 →瀬物
てんか‐ぶつ【添加物】
- デジタル大辞泉
- ある物に、あとから加える別の物。「食品添加物」
く‐もつ【▽公物】
- デジタル大辞泉
- おおやけの物。官有物。こうもつ。「―を犯すこと有らば罰すべし」〈今昔・二・四〉
くるい‐もの〔くるひ‐〕【狂い物】
- デジタル大辞泉
- ⇒物狂い能