「三国志」の検索結果

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【昏耄】こんもう(まう)

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老いぼれ。〔三国志、呉、甘寧伝〕に歸す。~、計を陳(の)べて曰く、~宜しく先づを取るべし。、今年(とし)老い、昏耄已甚(はなは)だし。財竝びに乏…

【隣里】りんり

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周制では、五家を隣、五隣を里という。〔三国志、魏、王脩伝〕年七にして、母を喪(うしな)ふ。母、日を以てす。來里のに、脩、母を感念し、哀(かな)…

四大奇書 しだいきしょ

日本大百科全書(ニッポニカ)
明(みん)の万暦年間(1573~1619)までに完成をみた中国章回(長編)小説の傑作、『水滸伝(すいこでん)』『三国志演義(さんごくしえんぎ)』『西遊記(…

【跳丸】ちようがん(てうぐわん)

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弾丸とばし。雑戯の一。〔三国志、魏、王粲伝注に引く魚豢の魏略〕時に天熱、(曹)植、~水を取りて、自ら澡(あら)ひ訖(をは)り、を傅(つ)く。に科…

【伏竜】ふくりよう

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世に隠れている人物。〔三国志、蜀、諸亮伝注に引く襄陽記〕操曰く、儒生俗士は豈に時勢を(し)らんや。時務をるは俊に在り。此の自(おのづか)ら伏鳳…

【頓伏】とんぷく

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たおれ伏す。〔三国志、魏、王朗伝〕壯にして而る後に役せば、則ち幼家を離るるの思無く、二毛(白髪)戎(軍)せざれば、則ち老頓伏の患無し。~十…

【禁訶】きんか

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りとどめる。〔三国志、呉、孫策伝注に引く江表伝〕時に士于吉り。~策、嘗(かつ)て門樓上に將客を集會す。吉、門下を趨(はし)り度(わた)るに、將客…

【戸枢】こすう

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開き戸のくるる。〔三国志、魏、呉普伝〕人體、勞動を得んと欲せば、但だ當(まさ)に極めしむべからざるのみ。動搖するときは則ち骨氣するを得、血し…

【関津】かん(くわん)しん

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関所と渡し場。〔三国志、魏、文帝紀注に引く魏書、庚戌令〕關津はをずる以、池は災を禦(ふせ)ぐ以なり。禁を設けを重くするは、民にする以に非ず。…

あたごさん‐みょうり(‥ミャウリ)【愛宕山冥利】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 誓いをたてるときに言う語。愛宕権現も照覧あれ、違うに於いてはその冥利が尽きるともよしの意。[初出の実例]「さあせいもんをたてよとい…

奇門遁甲

占い用語集
卜術の一つ。中国の「三国志」で活躍した諸葛孔明が戦略に用いたと伝えられる方位術。日本では、古くから「八門遁甲」と呼ぶことが多い。先天的な運…

魏志倭人伝 ぎしわじんでん

旺文社世界史事典 三訂版
3世紀後半晋の陳寿 (ちんじゆ) が書いた『三国志』中の「魏志」東夷伝倭人 (とういでんわじん) 条の俗称内容の大半は魚豢 (ぎよけん) の『魏略』によ…

【号呼】ごう(がう)こ

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大声で叫ぶ。〔三国志、魏、張遼伝〕、麾下(きか)數十人を將(ひき)ゐて出づることを得たり。餘衆號呼して曰く、將軍我をつるかと。、復(ま)たりて圍…

【昏夜】こんや

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夜分。〔三国志、魏、王朗伝〕時に(文)頗(すこ)ぶる出でて獵し、或いは昏夜にして宮にる。、上して曰く、~日、車駕出でて捕虎に臨み、日昃(く)れ…

【没飲】ぼついん

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酒びたしになって飲む。〔三国志、呉、呉主伝注に引く呉書〕泉~性、酒を嗜(この)む。其の居するとき(つね)に曰く、願はくは美酒を得て、五百斛のに…

【船楼】せんろう

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船のやぐら。〔三国志、呉、劉基伝〕(孫)、大の時、嘗(かつ)て中に於て宴飮す。の樓上に於て雷雨に値(あ)ふ。、蓋(ふた)を以て自らひ、命じて基に…

【発露】はつろ

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あらわす。あらわにする。〔三国志、魏、袁紹伝〕紹~に兵を勒(ろく)して閹人(えんじん)(宦官)を捕へ、少長と無く皆之れをす。或いは鬚(ひげ)無く…

【答施】とう(たふ)し

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恩に答える。〔三国志、魏、劉伝〕((よく))相ひ坐誅するに當る。太(曹操)~特に原(ゆる)して問はず。~上して謝して曰く、~物、天地に答施せず…

【動乱】どうらん

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乱れさわぐ。騒動。〔三国志、魏、張遼伝〕軍中に反を謀るり。夜、亂して火をし、一軍盡(ことごと)く擾(みだ)る。~曰く、動くこと勿(なか)れ。是れ…

【田猟】でんりよう(れふ)

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かり。〔三国志、呉、張昭伝〕(孫)田獵するに、常に馬に乘りて虎を射る。虎常にして馬鞍を攀持(はんぢ)す。~乃ち射虎車を作る。方目を爲(つく)り…

【誓約】せいやく

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誓う。〔三国志、蜀、彭伝〕(獄中、諸亮に与ふる書)昔(つね)に統(はうとう)と共に相ひ誓す。庶(ねが)はくは足下の末蹤(まつしよう)(一番の後ろ)…

【失所】しつしよ

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生活の場を失う。〔三国志、魏、何伝〕喪亂より已來、民人を失ふ。今小(すこ)しく安んずと雖も、然れども日淺し。~三年にぶ比(ころ)民其の業に安ん…

【秀穎】しゆう(しう)えい

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秀でた穂。人材にたとえる。〔三国志、呉、陸抗伝〕(楼玄・王等)皆當世の秀穎、一時の顯なり。に初を(かうむ)り、從容として位に列す。而れども竝…

【有縁】ゆう(いう)えん

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ゆかりがある。〔三国志、魏、紹伝〕曹(操)は今しと雖も、然れども實に天下の雄なり。當(まさ)に故(もと)より之れに結ぶべし、況(いは)んや今り、…

やい‐がね【焼金】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 「やきがね(焼金)」の変化した語 )① 板状にした金属。いたがね。〔色葉字類抄(1177‐81)〕② =やきがね(焼金)②[初出の実例]「四つ…

【後事】こうじ

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将来、身後のこと。〔三国志、魏、明帝紀〕、其(太尉宣王)の手を執りて謂ひて曰く、吾(われ)、疾甚だし。後事を以て君に屬(しよく)す。君其れ、(…

【百】ひやつぺん

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百回。〔三国志、魏、孫叔然伝注に引く魏略〕人從つて學ぶるも、()肯てへずして云ふ、必ず當(まさ)に先づ讀むこと百なるべしと。言ふこころは、讀…

【摧愴】さいそう(さう)

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心いたみかなしむ。〔三国志、呉、宗室、孫皎伝〕(孫権、皎を譲(せ)むる書)人誰(たれ)か無(なか)らん。其の能く改むるを貴ぶ。~今故(ことさら)に…

【残殺】ざんさつ

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そこない殺す。〔三国志、魏、文帝紀〕(黄初四年春正月)詔して曰く、喪亂以來、兵革未だ(をさ)まらず。天下の人、互ひに相ひ殘す。今(かいだい)初…

【傾没】けいぼつ

普及版 字通
かたむき沈む。〔三国志、呉、吾粲伝〕天の大風に値(あ)ひ、~或いは沒(ふくぼつ)沈す。其の大のほ存する、水中の生人、皆攀(はんゑん)して號呼す。…

サーム・コック Sam Kok

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
タイの近代小説。中国の『三国志演義』からの翻案で,プラ・クラン Phra Khlangの編訳と伝えられる。 19世紀初頭成立。タイ散文史上最初の傑作で,現…

【贓汚】ぞうお(ざうを)

普及版 字通
賄賂などの汚行。〔三国志、魏、武帝紀〕光和の末、巾る。~りて濟南の相と爲る。國に十餘縣り。長多く貴戚に阿附(あふ)し、贓汚狼(らうぜき)なり。…

【遷転】せんてん

普及版 字通
転任。〔三国志、呉、陸凱伝〕今、州縣の司、或いはに(のぞ)むこと(いくばく)も無くして、(すなは)ち召して轉す。新をへをり、路に紜(ふんうん)(混…

【平視】へいし

普及版 字通
まともに見る。〔三国志、魏、劉伝注に引く典略〕太子(曹丕)嘗(かつ)て學をひ、酒(たけなは)にして坐してす。夫人氏(けんし)に命じて、出でて拜せ…

マンモウミュウ【マンモウミュウ】 Man Mo Miu

世界の観光地名がわかる事典
香港最古で、最も規模の大きな道教寺院。ハリウッドロード(荷李活道)にあり、建立は1842年。学問の神の文昌帝と、武神と崇められている『三国志』…

邪馬台国 やまたいこく

旺文社世界史事典 三訂版
3世紀ごろ日本にあった国の名称中国の歴史書『三国志』の「魏志倭人伝」に記載され,それによると,女王卑弥呼 (ひみこ) が約30の小国家の長となり,…

徐庶 じょしょ

日本大百科全書(ニッポニカ)
生没年不詳。中国、後漢(ごかん)末、劉備(りゅうび)・曹操(そうそう)の幕僚。字(あざな)は元直(げんちょく)。当時の名士としては珍しく豪族の出身で…

【尚武】しよう(しやう)ぶ

普及版 字通
武を尊ぶ。〔三国志、呉、陸績伝〕(孫策等)共に、四未だ泰からず、須(すべか)らく當(まさ)に武を用(もつ)て治めて之れをらかにせんことを論ず。績…

【哺乳】ほにゆう

普及版 字通
授乳し、はぐくむ。〔三国志、魏、袁紹伝〕冀州は鄙ひなりと雖も、帶甲百、、十年を(ささ)ふ。袁紹は客窮軍、我が息を仰ぐ。譬(たと)へば嬰兒の股掌…

にじゅういっ‐し(ニジフ‥)【二十一史】

精選版 日本国語大辞典
中国の上代から元に至るまでの二一部の正史。史記・漢書・後漢書・三国志・晉書・宋書・南斉書・梁書・陳書・魏書・北斉書・周書・隋書・南史・北史…

【核実】かくじつ

普及版 字通
正確。〔三国志、魏、崔伝注に引く魏氏春秋、孔融の罪状を宣示する令〕孔融、に其の罪に伏す。然れども世人多く其の名をり、實に少なしとす。融の、…

し‐すい【脂水】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 脂粉を洗い落とした水。油ぎったあかの水。[初出の実例]「今も高津の高き屋に、のぼりて見ればけふり立、らんじゃのかほりよこ折れて、し…

【総御】そうぎよ

普及版 字通
すべ治める。〔三国志、魏、武帝紀評〕太は籌(うんちう)演謀、宇を鞭撻す。~矯(けうじやう)任算、惡を念はず、(つひ)に能く皇をし、克(よ)く洪業を…

【点】てんお(を)

普及版 字通
欠点。〔三国志、呉、曜伝〕(孫)、に其の書の垢(よご)れたるを怪しみ、故(ことさら)にを詰(なじ)る。對へて曰く、囚(曜)、此の書(呉書)をし、…

【縦禽】しようきん

普及版 字通
放ち、また擒(とりこ)とする。七縦七擒。〔三国志、蜀、諸亮伝注に引く漢晋春秋〕亮、南中に至る。~りて之れ(孟獲)を生致す。に得て、營陳のをし…

【督課】とくか(くわ)

普及版 字通
課役の遂行を取り締る。〔三国志、呉、呉主伝〕嘉禾三年春正、詔して曰く、兵久しく輟(や)まず、民、役に困(くる)しむ。或いは登(みの)らず。其れ逋(…

【戟支】げきし

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戟の横刃。〔三国志、魏、呂布伝〕君、布の、戟の小を射て、一發にして中(あ)つるをば、君當(まさ)に解き去るべし。中(あた)らずんば留まりて決鬪す…

【減耗】げんこう(かう)

普及版 字通
減少する。〔三国志、魏、張伝〕官渡の役に、(しう)、力戰して功り。~袁を南皮に破りてより、復(ま)た邑(およ)そ二千をす。是の時天下の口減し、十…

【膏油】こう(かう)ゆ

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油。〔三国志、呉、周瑜伝〕赤壁にふ。~(瑜)乃ち衝(もうしよう)艦數十を取り、實たすにを以てし、膏油もて其の中に(そそ)ぐ。~時に風猛にして、…

【蜜漿】みつしよう(しやう)

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蜂蜜の飲物。〔三国志、魏、袁術伝注に引く呉書〕士衆、糧をつ。~時ににして、蜜漿を得んと欲するも、蜜無し。~乃ち大いに咤(なげ)きて曰く、袁此(…

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放射冷却

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