【予備】よび
- 普及版 字通
- 事前に備える。〔三国志、蜀、統伝〕統復(ま)た(劉備に)きて曰く、陰(ひそ)かに兵をび、晝夜にをね、逕(ただ)ちにをはば、(劉)に武ならず、素(も…
【禎命】ていめい
- 普及版 字通
- めでたい天の命。〔三国志、魏、管寧伝〕張掖郡の玄川涌し、激波奮(ふんたう)し、寶石圖をひ、、靈龜に像(に)たり。~太令高堂、上言す。古の皇の未…
【靖乱】せいらん
- 普及版 字通
- 乱をやすんずる。〔三国志、蜀、張飛伝〕飛~西侯に封せらる。(先主)策して曰く、天序を承け、洪業を嗣奉す。殘を除き亂を(やす)んずること、未だ…
【恐怖】きようふ
- 普及版 字通
- おそれる。〔三国志、魏、管輅伝〕(劉)曰く、此の郡の官舍に(しき)りに變怪り。人をして怖せしむ~と。輅(ろ)曰く、或いは末の亂に、兵馬擾攘(ぜう…
【閨】けいい(ゐ)
- 普及版 字通
- 婦人の室。〔三国志、魏、中山恭王袞伝〕嗟(ああ)爾(なんぢ)小子、愼みて乃(なんぢ)の身を脩め、を奉ずるに忠貞を以てし、太妃に事(つか)ふるに孝を…
【大機】たいき
- 普及版 字通
- 重大なきっかけ。〔三国志、魏、武帝紀〕()(ゐく)以爲(おも)へらく、(袁)紹、衆を悉(つく)して官渡に聚まり、(曹)と敗を決せんと欲す。、至を…
【洪烈】こうれつ
- 普及版 字通
- 大業。〔三国志、蜀、諸亮伝〕方今天下騷擾(さうぜう)し、元惡未だ梟(けう)せず。君、大任を受け、國の重きを幹(ただ)す。而るに久しく自ら損(いふそ…
東夷【とうい】
- 百科事典マイペディア
- 中国古代,今の河南省を中心に文明を築いた漢民族が東方の異民族を呼んだ蔑称。満州,朝鮮,日本などの各種の民族がこの名で呼ばれた。正史では3世…
魚豢 ぎょけん Yu Huan; Yü Huan
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,魏・西晋代の学者。京兆 (陝西省長安県) の人。魏の郎中となり,西晋の中頃まで生存。その撰著は『魏略』のほか『典略』。それらは現在散逸し…
【輪郭】りんかく(くわく)
- 普及版 字通
- ふち。へり。ふちどり。〔三国志、魏、卓伝〕五銖錢を壞して、(あらた)め鑄て小錢と爲す。大いさ五、無く、好(じうかう)(銭の孔)に輪郭無く、鑪(ま…
【櫺牀】れいしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 手すりつきの寝台。〔三国志、魏、袁術伝注に引く呉書〕(袁)~留すること三日、~時にして、蜜漿(みつしやう)を得んと欲するも、蜜無し。櫺牀上に…
司馬昭 しばしょう (211―265)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国魏(ぎ)の権臣。字(あざな)は子上(しじょう)。河内(かだい)郡温(おん)県(河南(かなん)省温県の南西)の人。諸葛亮(しょかつりょう)(孔明(…
三國志V
- デジタル大辞泉プラス
- 光栄(現コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。1996年にパソコン用が発売、1997年2月にプレイステーション…
ざん‐ぼう(‥バウ)【残暴】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 残酷で乱暴なこと。むごくて荒々しいこと。また、そのさま。[初出の実例]「吾君劉予州は数千仁義の兵あり、安(いづくん)ぞ能く…
【重鎮】じゆう(ぢゆう)ちん
- 普及版 字通
- 柱石となる人物。〔三国志、呉、陸凱伝〕(上)中常侍王は、~斯れ稷(しやしよく)(国家)の重鎭なり。~而るに陛下、其の辭を忿(いか)り、其の直對…
三國志VIII
- デジタル大辞泉プラス
- コーエー(現・コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。2001年にパソコン用が発売、2002年1月にプレイステー…
【豚犬】とんけん
- 普及版 字通
- 愚か者。愚かな子にたとえる。〔三国志、呉、孫権伝注に引く呉歴〕(曹)(孫権の)舟仗、軍伍の整肅なるを見て、喟然(きぜん)としてじて曰く、子を…
【僵燥】きようそう(きやうさう)
- 普及版 字通
- ミイラ状となる。〔三国志、魏、常林伝注に引く魏略〕人をして以て(殉)とし、壙の、錮するに紵絮(ちよじよ)を以てし、(し)くに蜃(しんたん)を以て…
【綏安】すいあん
- 普及版 字通
- 安んずる。〔三国志、呉、呉主伝〕(魏の文帝位に即き)に策命して曰く、~今君に九錫(きうしやく)を加ふ。其れ(つつし)んで後命を聽け。君の東南を…
【十思】じつし
- 普及版 字通
- 十たび考える。〔三国志、呉、諸恪伝注に引く志林〕初め(孫)、篤し。恪を召してを輔けしむ。去るに臨み、大司馬呂岱(りよたい)、之れを戒めて曰く…
【】ぶふ
- 普及版 字通
- 玉に似た美しい石。〔三国志、魏、高堂隆伝〕の時、衆役竝び興る。~(任城の桟)潛、上して曰く、~大いに殿舍を興し、功作計、徂來(山)の、山を…
後漢書 ごかんじょ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 後漢一代を記した紀伝体の歴史書正史の1つ。全120巻。本紀10巻。列伝80巻は南朝宋の范曄 (はんよう) (398〜445)の撰。志30巻は晋の司馬彪 (しばひ…
橋玄 きょうげん (109―183)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、後漢(ごかん)の官僚。字(あざな)は公祖(こうそ)。梁(りょう)国睢陽(すいよう)県(河南(かなん)省商丘(しょうきゅう)県)の人。曹騰(そうとう)…
費禕 ひい (?―253)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国蜀(しょく)の官僚。字(あざな)は文偉(ぶんい)。江夏(こうか)郡(ぼう)県(河南(かなん)省羅山(らざん)県の北西)の人。劉璋(りゅうしょう)…
ほくこざん【北固山】
- 世界の観光地名がわかる事典
- 中国の江蘇(こうそ)省鎮江(ちんこう)(チェンチアン)の長江河畔に立つ山。絶壁が険しく堅固なため、この名がついた。頂上には甘露寺が、三国時代の2…
【沾】せんお(を)
- 普及版 字通
- よごす。〔三国志、魏、武帝紀注に引く曹瞞伝〕太祖、人と爲り佻易(てうい)にして威重無し。~人と談論するに、戲弄言誦し、盡(ことごと)く隱す無し…
【咄】とつしや
- 普及版 字通
- なげく。咄嗟。〔三国志、呉、呂伝〕會(たまたま)、疾(やまひ)發す。(孫)~數(しばしば)其の顏色を見んと欲するも、勞動せんことをれ、常に壁をち…
【虎鬚】こしゆ
- 普及版 字通
- 虎のひげ。虎の鬚をとるのは、極めて危険な行為。〔三国志、呉、朱桓伝の注に引く呉録〕桓、觴(しやう)(杯)を奉じて曰く、臣く去るに當り、願はく…
きき‐もの【利者】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 技量のすぐれている人。腕ききの人。転じて、羽ぶりがよく、人気のある人。権勢のある人。きけもの。[初出の実例]「通俗三国志の利きもの…
程昱 ていいく
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 生没年不詳。中国、三国魏(ぎ)の官僚。字(あざな)は仲徳(ちゅうとく)。東(とう)郡東阿(とうあ)県(山東省陽谷(ようこく)県)の人。曹操(そうそう)が…
三國志12
- デジタル大辞泉プラス
- コーエーテクモゲームスが2012年4月に発売したパソコン用ゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。同年12月にプレイステーション3、Wii Uに移植。…
【吸習】きゆうしゆう(きふしふ)
- 普及版 字通
- なれ親しむ。〔三国志、魏、管輅伝注に引く輅別伝〕裴君曰く、に來論の如く、吾(われ)數(しばしば)叔(何晏)と共に老・び易をき、常に其の辭の理に…
【吶吃】とつきつ
- 普及版 字通
- どもる。〔三国志、呉、曜伝〕(孫)晧~を詰(なじ)る。對(こた)へて曰く、囚(曜自らいう)此の書を(つく)り、實に表して上(たてまつ)らんと欲せし…
【伸臂】しんび
- 普及版 字通
- ひじを伸ばす。〔三国志、蜀、関羽伝〕嘗(かつ)て矢の中(あた)ると爲る。~曰く、矢鏃(しぞく)に毒り。毒、骨に入る。~骨を刮り毒を去り、然る後此…
夏侯惇 かこうとん (?―220)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国魏(ぎ)の武将。字(あざな)は元譲(げんじょう)。沛(はい)国譙(しょう)県(安徽(あんき)省亳州(はくしゅう)市)の人。曹操(そうそう)の父で…
関 羽 かんう
- 旺文社世界史事典 三訂版
- ?〜219三国時代の蜀漢の将軍字 (あざな) は雲長。早くから張飛とともに劉備 (りゆうび) (蜀漢の昭烈 (しようれつ) 帝)を助けて活躍したが,呉に謀…
関羽(かんう) Guan Yu
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- ?~219三国蜀(しょく)の武将。河東解(かい)(山西省運城)の人。張飛(ちょうひ)とともに劉備(りゅうび)に従い,赤壁の戦いで軍功を立て蜀の建国に貢献…
「三国志」の英雄たち
- 故事成語を知る辞典
- 紀元前二二一年、史上初めて、中国全土を支配した王朝、秦しんは、急激な改革政策がひずみを生み、わずか一五年で崩壊してしまいます。しかし、その…
張遼 ちょうりょう (165―221)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、三国魏(ぎ)の武将。字(あざな)は文遠(ぶんえん)。雁門(がんもん)郡馬邑(ばゆう)県(山西省朔州(さくしゅう)市)の人。丁原(ていげん)、董卓(と…
太史慈 たいしじ (166―206)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、後漢(ごかん)末、孫権(そんけん)の武将。字(あざな)は子義(しぎ)。黄莱(こうらい)郡黄(こう)県(山東(さんとう)省龍口(りゅうこう)市)の人。…
魯肅 ろしゅく (172―217)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 中国、後漢(ごかん)末、孫権(そんけん)の幕僚。字(あざな)は子敬(しけい)。臨淮(りんわい)郡東城(とうじょう)県(安徽(あんき)省定遠(ていえん)県)…
三國志VI
- デジタル大辞泉プラス
- 光栄(現コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。1998年にパソコン用が発売、同年10月にプレイステーション…
三國志VII
- デジタル大辞泉プラス
- コーエー(現・コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。2000年にパソコン用が発売、同年8月にプレイステーシ…
三國志IX
- デジタル大辞泉プラス
- コーエー(現コーエーテクモゲームス)が販売するゲームソフト。歴史シミュレーションゲーム。2003年にパソコン用が発売、同年12月にプレイステーシ…
【象】しようぞう(ざう)
- 普及版 字通
- 象の重さを量る。〔三国志、魏、哀王沖伝〕生まれて五六、~時に孫曾(かつ)て象を致す。太其の斤重を知らんと欲す。~曰く、象を大の上に置き、其の…
【衆寡】しゆうか(くわ)
- 普及版 字通
- 多勢と無勢。〔三国志、魏、張範伝〕卓、亂を作(な)す。~弟昭~(たまたま)長安より來(きた)り、(弟)承に謂ひて曰く、今卓を誅せんと欲するも、衆…
沃沮 よくそ Okchǒ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 朝鮮,咸鏡道方面に居住していた古代部族名,ならびに地域の名称。夭沮とも記す。文献上,初めての詳説は『三国志』魏志東夷伝である。これによれば…
覇-LOAD-
- デジタル大辞泉プラス
- 池上遼一作画、武論尊原作による漫画作品。三国志を題材とし、新しい劉備像を描く。続編に「SOUL 覇 第2章」がある。『ビッグコミックスペリオール』…
【阿誰】あすい
- 普及版 字通
- 何びと。〔三国志、蜀、統伝〕(先主)統に謂ひて曰く、今日の會、樂しと謂ふべしと。統曰く、人の國を伐(う)ちて以てと爲すは、仁の兵に非ずと。先…
にじゅうし‐し(ニジフ‥)【二十四史】
- 精選版 日本国語大辞典
- 清の乾隆年間(一七三六‐九五)に選定した中国歴代の正史を総括した称。史記・漢書・後漢書・三国志・晉書・宋書・南斉書・梁書・陳書・魏書・北斉書…