いし‐め【石目】
- デジタル大辞泉
- 1 岩石の割れやすい方向。石を割るときには、これを利用する。2 彫金の技法の一。金属の彫刻面にたがねで打ち出した細かな点。ななこ。
おき‐いし【置(き)石】
- デジタル大辞泉
- 1 趣を添えるために庭園などに置かれる石。2 囲碁で、弱いほうが前もって二子にし以上の石を置くこと。また、その石。3 鉄道のレールの上に置いた…
かい‐せき〔クワイ‐〕【怪石】
- デジタル大辞泉
- 形の変わった石。「奇岩怪石」
かなめ‐いし【要石】
- デジタル大辞泉
- 1 茨城県鹿島かしま神宮の境内にある石。根が深いところから、地震をしずめるとされる。2 ある物事の中心となる重要な場所や人など。「医学界の要…
じょうざ‐せき〔ジヤウザ‐〕【上座石】
- デジタル大辞泉
- 庭園の築山つきやまの上に据える、平たく厚い石。観音石。
たん‐せき【×儋石/担石】
- デジタル大辞泉
- 《「石」は古代中国で容量をはかる単位。「儋」は2石、「担」は1石》わずかな量の米穀。転じて、わずかなこと、ささいなこと。
まいご‐いし〔まひご‐〕【迷子石】
- デジタル大辞泉
- 「漂石ひょうせき」に同じ。
まき‐いし【×蒔石】
- デジタル大辞泉
- 茶室の庭などに、まき散らしたように所々に置く石。
ほ‐せき【舗石/×鋪石】
- デジタル大辞泉
- 道路に敷いてある石。敷き石。
はっか‐せき〔ハツクワ‐〕【発火石】
- デジタル大辞泉
- 「フリント2」に同じ。はっかいし。
アマゾン‐せき【アマゾン石】
- デジタル大辞泉
- ⇒アマゾナイト
せき‐か〔‐クワ〕【石果】
- デジタル大辞泉
- 《「せっか」とも》「核果かっか」に同じ。
せき‐しょうぶ〔‐シヤウブ〕【石×菖×蒲】
- デジタル大辞泉
- セキショウの別名。いしあやめ。
せき‐だい【石台】
- デジタル大辞泉
- 1 植木鉢の一。長方形の浅い木箱の四隅に取っ手をつけ、盆景を作ったり、盆栽を植えたりする。2 石の台座。銅像などの台。
しゃ‐せき【謝石】
- デジタル大辞泉
- [327~388]中国、東晋の武将。陽夏(河南省)の人。謝安の弟。字あざなは石奴。征討大都督として、383年の淝水ひすいの戦いで甥の謝玄とともに前秦…
しのぶ‐いし【忍ぶ石】
- デジタル大辞泉
- 擬化石の一。石灰岩・頁岩けつがんなどの割れ目に二酸化マンガンなどの樹枝状結晶が付着して、シダ類の化石のように見えるもの。模樹石もじゅいし。
せっしょう‐せき〔セツシヤウ‐〕【殺生石】
- デジタル大辞泉
- 栃木県那須温泉の近くにある溶岩の塊。鳥羽天皇の寵姫玉藻前たまものまえは妖狐の化身で、殺されて石になったという。この石に触った人に災いを与え…
せん‐せき【×煽石】
- デジタル大辞泉
- 地下の炭層が火山岩の熱変成作用を受けて生じた無煙炭、または天然コークス。
ふぇるぐそんせき【フェルグソン石】
- 改訂新版 世界大百科事典
みついし【三石】
- 改訂新版 世界大百科事典
てしまいし【豊島石】
- 改訂新版 世界大百科事典
ゆらいせき【由来石】
- 改訂新版 世界大百科事典
へそいし【へそ石】
- 改訂新版 世界大百科事典
ばいかせき【梅花石】
- 改訂新版 世界大百科事典
はずいし【幡豆石】
- 改訂新版 世界大百科事典
ほうせき【砲石】
- 改訂新版 世界大百科事典
霰石 あられいし aragonite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- CaCO3 。方解石と同質多形の炭酸カルシウムの鉱物。斜方晶系。低圧条件下で安定な方解石に対して,霰石は高圧条件下で安定。藍晶石が安定な圧力とほ…
雄勝石 おがついし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 宮城県石巻市の雄勝付近から産出する粘板岩の石材。スレート,敷石,硯石のほか,碑石にもなる。
カリフォルニア石 カリフォルニアせき californite
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 硬玉に似た緻密,亜透明,緑色のベスブ石。硬度 6.5,比重 3.29。アメリカのカリフォルニア産で飾石に使用される。
カンカン石 カンカンいし
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
橄欖石 かんらんせき olivine
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 火成岩の主要造岩鉱物の一種。オリビンともいう。 (Mg,Fe2+)2SiO4 。 Mg2SiO4 (Fo=フォルステライト) と Fe2SiO4 (Fa=ファヤライト) を端成分と…
そうちょうせき【曹長石】
- 改訂新版 世界大百科事典
石棒 せきぼう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 縄文時代中期から晩期にかけてつくられた棒状をなした石製品。中期の石棒は太くかつ長さが2メートルにも及ぶ大形品がみられ、なかには男性性器をかた…
碝石 さざれいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 現存する日本最古の観賞石。清和(せいわ)天皇の863年(貞観5)の春、紀伊国(和歌山県)の千里の浜で浦人が海から拾い、貴人に献じたという言い伝え…
サマルスキー石 さまるすきーせき samarskite-(Y)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 複酸化鉱物で放射能鉱物の一つ。花崗(かこう)岩質ペグマタイト中に産する。自形は短柱状で柱面、ときに庇(ひ)面がよく発達し、単斜晶系の特徴を示す…
沼野石 ぬまのせき numanoite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ホウ酸塩鉱物の一つ。2007年(平成19)に当時岡山大学大学院生であった大西政之(まさゆき)らによって岡山県高梁(たかはし)市布賀(ふか)鉱山(閉山)…
南極石 なんきょくいし antarcticite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- ハロゲン化鉱物の一つ。1965年(昭和40)鳥居鉄也(てつや)(1918―2008)、小坂丈予(おさかじょうよ)(1924―2011)によって報告された新鉱物。強力乾…
轟石 とどろきいし todorokite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 1934年(昭和9)吉村豊文(とよふみ)(1905―1990)によって北海道余市(よいち)郡赤井川村の轟鉱山(閉山)から報告された鉱物。深海底堆積(たいせき)…
大谷石 おおやいし
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 栃木県宇都宮市大谷に産する流紋岩質軽石凝灰岩の石材で、日本の代表的な建築用軟石。新第三紀中新世(約2303万~533万年前)の火山噴出物で、いわゆ…
オットレ石 おっとれせき ottrelite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- クロリトイド(硬緑泥石)と同型の鉱物。2価の金属イオンのうち、マンガンがもっとも卓越するものをこの名でよぶ。クロリトイドに比べると産出はきわ…
橄欖石 かんらんせき olivine
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 重要な造岩鉱物の一群。マグネシウム、鉄、マンガン、ニッケルを主成分とする4種の端成分が知られている。それぞれ、苦土(くど)橄欖石、鉄橄欖石、テ…
カーン石 かーんせき kernite
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 特殊な堆積(たいせき)岩中に発達するホウ酸塩鉱物の集合体中の主成分鉱物の一つ。アメリカのカリフォルニア州カーンKern郡クレーマーKramer地方原産…
菊花石 きっかせき
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 代表的な花紋石の一つ。岐阜県本巣(もとす)市根尾松田に産する。母岩は輝緑凝灰岩で、これに含有される方解石、石英などが放射状結晶体となって表れ…
霞石 かすみいし nepheline
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- アルカリ火成岩、霞岩、霞石閃長(せんちょう)岩、またとくに霞石玄武岩中に産する鉱物。この場合の霞岩はほとんど霞石と輝石からなり、少量の黄長石…
カムポーグ石 かむぽーぐせき kamphaugite-(Y)
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- カルシウム(Ca)およびイットリウム(Y)族希土の含水塩基性炭酸塩の新鉱物。1993年ノルウェーのリアーLier地方ヘルテコーレンHørtekollenなどから…
石代納【こくだいのう】
- 百科事典マイペディア
- 江戸時代,年貢(ねんぐ)を金・銀・銭で納入すること。土地の生産力を石高(こくだか)に換算して租率を掛けて米で納めさせるのが原則であったため(石…
石戈 (せっか)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 武器形祭器としての銅戈を模倣して作った磨製石器で,弥生時代の前期末ごろから北九州地方を中心に分布している。その祖形が朝鮮半島にも見当たらな…
石冠 (せっかん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 縄文時代の石器で,〈石冠〉と〈北海道式石冠〉との2群に分かれる。(1)石冠は砂岩質の軟質な石材をていねいに加工した,長さ5~20cmの磨製石器。形…
石剣 (せっけん)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 形態が刀剣類に類似した縄文時代後期・晩期の磨製石器と,東アジアにみられる金属製の剣を模倣した〈磨製石剣〉とに分かれる。 (1)縄文時代の石剣…
殺生石 (せっしょうせき)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 火山や温泉,地熱地帯では,噴気孔から噴出する硫化水素,亜硫酸ガス,炭酸ガスなどのために近寄った鳥や虫が死ぬことがあり,ときに人も死ぬことも…