「石」の検索結果

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石永いしなが

日本歴史地名大系
宮崎県:都城市石永南(みなみ)郷にあった。暦応二年(一三三九)一二月二五日の僧隆増田薗質券(長谷場文書)によれば、「南郷石永図合田」内の田…

かこう‐せき(クヮカウ‥)【花崗石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 花崗岩を切り出して、石材としたもの。みかげいし。[初出の実例]「佳楼麗屋、甍瓦相映じ、煉化石を積む者有り、花崗石を畳める者有り」(…

かざり‐いし【飾石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 装飾に用いる石。水晶、碧玉、瑪瑙(めのう)の類。② 床の間などに飾って置く石。[初出の実例]「書院の筆架かざり石、いけ花も手づつなが…

きょう‐せき(キャウ‥)【経石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =きょういし(経石)

きょ‐せき【巨石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 大きな石。大石。巨岩。[初出の実例]「某乙啓。某乙聞。巨石者也重沈。蚊虻者短飛。雖然巨石得舟者。過深海於万里。蚊虻附鳳者。翔高天於…

カーナル‐せき【カーナル石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( [英語] carnallite の訳語 ) カリウムとマグネシウムの塩化物を主成分とする鉱物。化学式 KMg Cl3・6H2O 無色、斜方晶系結晶。ふつう、…

かへい‐せき(クヮヘイ‥)【貨幣石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 原生動物門の高等有孔虫類の化石。新生代古第三紀の示準化石とされる。レンズ状または円盤状にまいた石灰質の殻をもち、外観が貨幣に似て…

きく‐いし【菊石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ( 菊の花のような模様があるところから ) アンモン貝のからの化石。アンモナイト。菊面石。南瓜石(カボチャいし)。菊の花。[初出の実例]…

ふっ‐せき【沸石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 アルカリ・アルカリ土類金属元素の含水アルミノ珪酸塩鉱物。多量の水を含有し吹管で熱すると沸騰して発泡する。無色または白色、ガラス光…

ねぶかわ‐いし(ねぶかは‥)【根府川石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 神奈川県小田原市根府川付近で産出する輝石安山岩。灰黒色。板状。砕石・敷石に用いる。徳川家康の江戸城築城に使用されたことで知られる…

ヘットナー‐せき【ヘットナー石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 ヘットナーが大正二年(一九一三)長野県松本市西部、梓川の稲核(いねこき)橋付近で発見した石。氷河によって運ばれたモレーンだという、…

はい‐せき【廃石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 鉱山で採掘したものの中で、選別して廃棄される岩石片。炭鉱のぼたのようなもの。[初出の実例]「ボタ山というものは、〈略〉残余の廃石…

こく‐ぜに【石銭】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 =こくせん(石銭)

こく‐だい【石代】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 田畑の貢租を金銀銭で代納すること。幕領では関東は畑方金納、上方では三分の一銀納、奥州では半石半永の法が行なわれた。また、農民側か…

こし‐いし【腰石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 建築物の土台の根石の上にある石積または石張。〔日本建築辞彙(1906)〕

ご‐せき【五石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 中国、古代における五種の薬石。石層・丹砂・雄黄・白礬(はくばん)・青磁石(せいじしゃく)の総称。〔書言字考節用集(1717)〕〔抱朴子‐…

くさび‐いし【楔石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石造りや、れんが造りのアーチの中央の頂きにすえる石。要石。〔日本建築辞彙(1906)〕

けっ‐せき【血石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 赤色の斑点をもつ玉髄(ぎょくずい)。斑点は酸化鉄を含む岩石片。装飾に用いる。血玉髄。ブラッドストーン。[初出の実例]「白玉の血石はな…

けん‐せき【堅石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① かたい石。[初出の実例]「河湖の底は、多く堅石を以てなれり」(出典:米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四)[その他の文献]〔公孫龍子‐堅…

げん‐せき【玄石】

精選版 日本国語大辞典
[ 1 ] 〘 名詞 〙 「じしゃく(磁石)」の異称。〔本草和名(918頃)〕[ 2 ] 中国古代の人物、劉玄石のこと。酒好きであった。

さんこう‐せき(サンクヮウ‥)【三光石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 築庭の石組みの一つ。庭石を日・月・星の三光になぞらえて三つ組み合わせて据えたもの。その根締めとして、背の低い樹木を石の根元に植え…

さきん‐せき【砂金石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石英中に赤鉄鉱、雲母(うんも)などの細鱗(さいりん)を多く含む鉱物。赤、緑色などの光輝を放ち装飾用にされる。〔英和和英地学字彙(1914…

しぜん‐せき【自然石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 人為を加えない天然のままの形の石。じねんせき。[初出の実例]「自然石の石碑はいやな事に候 柩の前にて通夜すること無用に候」(出典:仰…

しで‐いし【志手石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 木や葉などが化石となったもの。植物の化石。[初出の実例]「今も木の葉の跡ある石、山中よりとり来る、色くろうして縦理(もくめ)あり。志…

陰陽石

事典 日本の地域遺産
(宮崎県小林市大字東方陰陽石)「宮崎観光遺産」指定の地域遺産。三之宮峡の下流にあり、霧島火山帯の溶岩が造り出した巨大な奇石。男石(陽石)が高さ1…

おおや‐いし(おほや‥)【大谷石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 宇都宮市大谷町から産出する、第三紀の石英粗面岩質凝灰岩。淡青緑色で耐火性に富む。石質が柔らかく、細工が容易。倉庫建築材、石垣など…

いわと‐いし(いはと‥)【磐戸石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 群馬県甘楽郡南牧村磐戸付近から採石する灰色の石英粗面岩。

いわふね‐いし(いはふね‥)【岩船石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 茨城県東茨城郡城里町岩船から採石された凝灰岩。淡灰色で、浮石の斑点がある。② 栃木県下都賀郡岩舟町から採石する砂質角礫の凝灰岩。

いん‐せき【陰石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 陰の性質を帯びた石。⇔陽石。[初出の実例]「石には陰も陽もあり、水も火もあるぞ。さるほどに中熱には陰石の柔なる斉がよからうと思ぞ」…

いんよう‐せき(インヤウ‥)【陰陽石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 男女の陰部に似た形の石。女性の陰部の形状をしたものを陰石、男性の陰部に似たものを陽石という。俗信によってこの二石を並べてまつった…

うぬま‐いし【鵜沼石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 岐阜県各務原市鵜沼から採取される、古生代の緑灰色の砂岩。主として土木用。

うば‐いし【乳母石・姥石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 老女がうずくまっているような形の石。また、その由来を説明する伝説。全国にあるが、栃木県上都賀郡のものは、父母を失って乳母に育てら…

うぶ‐いし【産石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 出産直後に供する産飯(うぶめし)にそえる小石で、川原、軒下の雨だれ跡や氏神の境内などから拾ってきた。産神(うぶがみ)の御神体という地…

うみ‐いし【海石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 海から出る石。⇔山石。[初出の実例]「あの石は山石かうみ石かと言ふ」(出典:天理本狂言・萩大名(室町末‐近世初))

いわ‐あやめ(いは‥)【石菖蒲】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 植物「せきしょう(石菖)」の異名。〔俳諧・俳諧新式(1698)〕

おおぬま‐いし(おほぬま‥)【大沼石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 北海道、渡島半島の大沼から産出する安山岩。きめこまかく、淡灰色で御影石に似ている。石材として使用。

いし‐ごけ【石後家】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 貞操の堅い未亡人。〔新かくし言葉辞典(1930)〕

いし‐せついん【石雪隠】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 茶室の庭に設けられる装飾物の一つ。露地口の内に自然石を置き、川砂を盛り、杖を添えてある。元来は貴人の用いる雪隠(便所)であったが…

いし‐だいく【石大工】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石材を加工して建築したり、諸具を造ったりする職人。また、その棟梁(とうりょう)。石工(いしく)。石造大工(いしづくりだいく)。〔仮名草…

いし‐たたき【石敲】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 雨だれを受けるために置かれた石。[初出の実例]「ころころと転び落ち、雨落ちの石たたきにどうど落つ」(出典:義経記(室町中か)三)② (…

いし‐づけ【石漬】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 魚を捕える仕掛けの一つ。川または沼などの浅い所を掘って、くぼみをつくり、そのまわりに石を積み重ねて置き、魚を誘いこんで捕える。

いし‐つぶて【石礫・礫】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 小石を投げること。また、その石。つぶて。[初出の実例]「谷深く隔れば、下り渡て潜(かづく)処を、石(ツフテ)にてぞうち退けにける」(出…

いし‐ばし【石階】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 石でつくった階段。石段。いしのはし。いしのきざはし。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「一丁の程を、いしはしおりのぼりなどす…

いし‐ばり【石鍼・&JISECFB;・石針】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 中国の鍼術(しんじゅつ)で用いる、石で作った鍼(はり)。焼いて患部に刺し、療治する。また、その療治。[初出の実例]「はやりにする石ぞ…

いた‐いし【板石】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 自然石で、平たく、板のようなもの。[初出の実例]「天然(てんぜん)の板石なり」(出典:随筆・茶山翁筆のすさび(1836)二)② 板状の石材…

せき‐えん【石塩】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 「がんえん(岩塩)」の異称。[初出の実例]「石塩九斤三両」(出典:正倉院文書‐天平勝宝八年(756)六月二一日・東大寺献薬帳)「雅斯必斯…

せき‐おう(‥ワウ)【石黄】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 砒素の硫化鉱物。化学式 As2S3 単斜晶系。温泉の噴気孔から産し、鶏冠石が変質したものとも見られている。黄色で純粋なものは古くから顔…

せき‐がん【石龕】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石の塔。五輪塔・多宝塔の類。また、岩の崖などを掘って造った岩室。[初出の実例]「然るに、石龕の内に籠て行ふ間に、忽(たちまち)に金の…

せき‐しょう(‥シャウ)【石床】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 石の床(とこ)。石の寝台。[初出の実例]「石床洞に留りて嵐空しく払ふ、玉案林に抛ちて鳥独り啼く〈菅原文時〉」(出典:和漢朗詠集(1018…

せき‐しょうぶ(‥シャウブ)【石菖蒲】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 植物「せきしょう(石菖)」の漢名。[初出の実例]「人参伏令石昌蒲天門冬各二分、酥七両」(出典:参天台五台山記(1072‐73)七)

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