おうむ‐いし(アウム‥)【鸚鵡石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =おうむせき(鸚鵡石)①② =おうむせき(鸚鵡石)②③ =おうむせき(鸚鵡石)③〔音引正解近代新用語辞典(1928)〕
かいだん‐せき【戒壇石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 寺院の境内全体を戒壇とみて ) 禅宗の寺院の門前に建てた石柱。多く、「不許葷酒入山門(くんしゅさんもんにいるをゆるさず)」という句…
いし‐あか【石垢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 河川の底の石に付着する硅藻(けいそう)。[初出の実例]「石垢になを喰入るや淵の鮎」(出典:俳諧・去来発句集(1771)夏)
いし‐あやめ【石菖蒲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 植物「せきしょう(石菖)」の異名。〔語彙(1871‐84)〕
いし‐がら【石殻】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石炭を乾留した燃料。コークス。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
いし‐かわら(‥かはら)【石瓦】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「いしがわら」とも )① 石と瓦。価値のない物にたとえたりする。[初出の実例]「磨かざれば石瓦のごとし」(出典:康頼宝物集(1179頃)…
いし‐ぐるま【石車】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 大石を運搬するための四輪車。車体は低く、厚い車輪をもつ。修羅(しゅら)。[初出の実例]「跡へもさきへもゆかぬ往生 書置にこれまてのす…
いし‐ごい(‥ごひ)【石鯉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 「せんざんこう(穿山甲)」の異名。〔書言字考節用集(1717)〕
いし‐とさか【石鶏冠】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鶏などのとさかの、石のように堅いもの。いしざか。[初出の実例]「あかとりのいしとさかあるが、毛色も美しきをたまはりて」(出典:弁内…
いし‐な【石な・礫な】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小石。砂利(じゃり)。[初出の実例]「石 いし 畿内にて ごろたと云は 石の小なる物を云 東国にて 石ころといふ〈略〉越中にて いしなとい…
いし‐のこぎり【石鋸】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 縄文時代の石器の一つ。(イ) 朝鮮、長崎県五島などから出土した、黒曜石製小型打製石器で、鋸歯(きょし)状の刃がある。(ロ) 半月形の磨製…
いし‐はじき【石弾・抛石・】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 上代の武器の一種。城壁やがけの上に装置し、木や綱で留めた石を弾き飛ばして敵を殺傷するようにした仕掛け。石弓。石弾①〈海国兵談〉[…
いし‐はだ【石肌】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 石の表面。
いし‐ひき【石引・石曳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 巨石をころなどにのせて引き運ぶこと。昔、宮殿、社寺、城郭などの建築に必要な石材を運ぶのに、一人が石上に乗って音頭をとり、多人数…
いし‐め【石目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 節理や地層の走向などのために岩石の裂けやすい方向。石工が岩を割る時に利用する。[初出の実例]「金山〈略〉石目とて大金ある所は、げ…
いし‐もずく(‥もづく)【石水雲・石海雲】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 褐藻類ナガマツモ科の海藻。各地の潮間帯からやや深い地帯にかけての岩の上に生える。全体が緑褐色で、長さ約二〇センチメートル。細く枝…
いしやま‐ぎれ【石山切】
- 精選版 日本国語大辞典
- 平安時代の書跡、古筆切(こひつぎれ)の名。「西本願寺本三十六人集」のうち、「貫之集‐下」と「伊勢集」を昭和四年(一九二九)に分割するさい、本願…
いだ‐いし(ゐだ‥)【井田石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 静岡県伊豆半島の北西部、沼津市井田で採石される安山岩。建築、土木用石。戸田石。
あまばた‐いし【雨畑石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 山梨県南巨摩郡富士川筋から採れる、色の黒い粘板石。硯石(すずりいし)として名高い。あまばた。
あみ‐いし【網石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 網を水中に張るときにつけるおもしの石。あみのいわ。〔和訓栞(1777‐1862)〕
あられ‐いし【霰石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 炭酸カルシウムを主成分とする鉱物の一種。生物の殻や骨格、真珠などの構成物。柱状、繊維状、あられ状の結晶をなし、火山岩の割れ目や…
かむり‐いし【冠石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =かさいし(笠石)② 埋葬した上に敷く平石。陥没を防ぐとともに霊屋(たまや)をのせたり、将来は石塔の台にしたりする。北九州などでい…
き‐せき【基石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 土台となる石。転じて、物事の基礎となるもの。礎石。[初出の実例]「小説伝統のなかの二つの極限的な基石を」(出典:王朝の小説的伝統(1…
かん‐せき(クヮン‥)【罐石・缶石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ボイラー、蒸発罐などの汽罐類の内壁に沈着した固体物質。水中のカルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどの塩類が析出したもの。スケー…
いない‐いし(いなゐ‥)【稲井石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 宮城県石巻市の稲井付近から採石する粘板岩。黒色。石碑、敷石などに用いられる。仙台石。
いなみ‐いし【印南石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 兵庫県高砂市伊保付近から産出する石英粗面岩質の凝灰岩。濃灰色。耐火性に富む。
いわせ(いはせ)【石背】
- 精選版 日本国語大辞典
- 福島県中南部の地名。古代に石背国造の名が見えるが、大化改新で陸奥に編入され郡となる。養老二年(七一八)白河、会津、安積(あさか)、信夫(しのぶ…
せきけん【石硯】
- 改訂新版 世界大百科事典
せきみつ【石蜜】
- 改訂新版 世界大百科事典
せきれんし【石蓮子】
- 改訂新版 世界大百科事典
せっかく【石核】
- 改訂新版 世界大百科事典
ちゅうせき【鍮石】
- 改訂新版 世界大百科事典
つぇるまくせんせき【ツェルマクセン石】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぜっせき【舌石】
- 改訂新版 世界大百科事典
せりいし【迫石】
- 改訂新版 世界大百科事典
赤坂石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。広島県産の花崗岩。
庵治石(あじいし)
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。香川県高松市にある五剣山で産出される花崗岩。首相官邸石庭や広島平和記念公園の原爆慰霊碑などで使用されている。
稲田石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。茨城県笠間市稲田地域で産出される花崗岩。東京都中央区の日本橋、東京都千代田区の最高裁判所などに使用されている。「稲田御影」とも。
飫肥石(おびいし)
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。宮崎県日南市で産出される凝灰岩。
笠木石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。岐阜県恵那市にある笠置山で産出される花崗岩。
芝山石
- デジタル大辞泉プラス
- 石材の名。福島県南部、芝山県立公園周辺で産出される花崗岩。
ロゼッタ石 ロゼッタいし Rosetta stone
- 旺文社世界史事典 三訂版
- エジプト文字解読の鍵となった石碑1799年ナポレオン1世のエジプト遠征の際に,ナイル川デルタ地方のロゼッタで一将校が発見した。プトレマイオス5…
石 勒 せきろく
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 274〜333五胡十六国の後趙 (こうちよう) の創始者羯 (けつ) 族の出身。漢人の奴隷から群盗の首領となり,前趙の劉 (りゆう) 氏に帰属。319年にそむい…
やのね‐いし【矢根石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =せきぞく(石鏃)
ほたる‐いし【蛍石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 弗化カルシウムを主成分とする鉱物。白・淡緑・紫・無色などで、もろい。ガラス光沢を有し、透明または半透明。加熱すれば蛍光を発する。…
れき‐せき【礫石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 小さな石。こいし。つぶて。[初出の実例]「一家尽く乱れば安身あるなし。火崑岳に炎れば琬琰礫石と倶に焚け」(出典:佳人之奇遇(1885‐97…
らい‐せき【磊石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ごろごろした石。石くれ。[初出の実例]「大磐石を、転懸たれば、其の石に当る有様、輪宝の山を崩し、磊石(ライセキ)の卵を圧すに異らず」…
いっせき 一石
- 小学館 和伊中辞典 2版
- ¶彼は医学界に一石を投じた.|Ha fatto sensazione [scalpore] nel mondo della medicina.
電気石 デンキセキ tourmaline
- 化学辞典 第2版
- (Na,Ca)(Li,Al,Fe)3(Al,Fe,Mn)6(BO3)3(Si6O18)(OH,O,F)4.一番多く産出する鉄電気石はNaFe3Al6(OH)4(BO3)3(Si6O18).空間群 R3mの三方晶系,格子定数…
ひょう‐せき(ヘウ‥)【標石】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 目じるしの石。② 道しるべの石。③ 測量標の一つ。三角点・水準点に埋める石。