こう‐し(クヮウ‥)【黄視】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物が、黄色いガラスを通して見るように色づいて見えること。サントニンの副作用、黄疸、ヒステリーなどで起こる。
おう‐はん(ワウ‥)【黄飯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 クチナシの実を煎じた黄色い水に塩加減をしたものでたいた飯。解熱や浄血の作用があるという。〔本朝食鑑(1697)〕
おう‐ほう(ワウハウ)【黄袍】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 黄色の上衣。位色による朝服の袍の一つで、日本では無位の者が朝儀に参列するときに着た。中国では隋以降天子の服。こうほう。→うえのき…
おう‐りょく(ワウ‥)【黄緑】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 黄色がかった緑。[初出の実例]「千曲川の水は黄緑(ワウリョク)の色に濁って」(出典:破戒(1906)〈島崎藤村〉七)
き‐あんこう(‥アンカウ)【黄鮟鱇】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アンコウ科の海魚。全長一・五メートルに達するものもある。頭が大きく縦扁し、胴と尾は細長い。口が大きく強い歯を持ち、頭上の触手状の…
き‐うるし【黄漆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 漆にほぼ同量の黄鉛を混ぜたもの。[初出の実例]「堆紅(ついこう) 色あかし。地にきうるし、ほりめに黒がさね一又は二もあり」(出典:君…
き‐がえし(‥がへし)【黄返】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 色目の名。下染めの上をさらに黄蘗(きはだ)や梔子(くちなし)の類で黄色をかけ染めるもの。藍地に加えることが多い。[初出の実例]「黄返(…
き‐じま【黄縞】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 黄色の縞模様。[初出の実例]「こんかすりのみぢか羽おり、きしまのせんすじの着もの」(出典:洒落本・真似山気登里(1780))
き‐すずし【黄生絹】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 練らない生糸で織った軽くてうすい絹の布で黄色なもの。[初出の実例]「香染のひとへ、もしはきすずしのひとへ、くれなゐのひとへ」(出典…
き‐すみれ【黄菫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 一華黄菫(いちげきすみれ)、黄花駒爪(きばなのこまのつめ)など黄色の花をつけるスミレ属植物の総称。
き‐せきれい【黄鶺鴒】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 セキレイ科の鳥。全長約二〇センチメートル。背面は灰褐色で、腹面は鮮黄色。雄は繁殖期になると、のどの部分が黒くなる。尾は長く、上下…
き‐そけい【黄素馨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 モクセイ科オウバイ属の常緑低木。マデイラ島原産で、観賞用として栽植される。幹は高さ一・五~三メートルになり、よく分枝する。葉は三…
き‐ちょうじ(‥チャウジ)【黄丁字】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ナス科の低木。南アメリカ原産で、観賞用に栽培される。全体無毛で、茎は高さ一メートルぐらいになり、柄のある広楕円形の葉を互生する…
黄鮒
- デジタル大辞泉プラス
- 栃木県宇都宮市で生産される郷土玩具。赤い顔、黄色い体が特徴の張子の鮒。江戸時代から伝わる縁起物で、疫病が流行した際、田川でとれた黄色い鮒を…
黄桜
- 日本の企業がわかる事典2014-2015
- 正式社名「黄桜株式会社」。英文社名「Kizakura co., ltd.」。食料品製造業。大正14年(1925)創業。昭和26年(1951)「株式会社松本冶六郎商店」設立。…
蜡黄 làhuáng
- 中日辞典 第3版
- [形]ろうのように黄色い.病人面色miànsè~/病人の顔色が黄色い.
【玉黄】ぎよくこう
- 普及版 字通
- 筍。字通「玉」の項目を見る。
【柘黄】しやこう
- 普及版 字通
- 赤黄色。字通「柘」の項目を見る。
【紅黄】こうこう
- 普及版 字通
- 赤黄。字通「紅」の項目を見る。
【黄鴛】こうえん
- 普及版 字通
- うぐいす。字通「黄」の項目を見る。
【黄褐】こうかつ
- 普及版 字通
- 黄褐色。字通「黄」の項目を見る。
【黄銀】こう(くわう)ぎん
- 普及版 字通
- 黄色の銀。〔泊宅編、六〕の太宗、銀帶を以て玄齡に賜ふ。時に杜如已に死す。之れに賜はんと欲す。乃ち曰く、鬼は銀を畏ると。易(か)ふるに金帶を以…
【黄参】こうさん
- 普及版 字通
- 人参。字通「黄」の項目を見る。
【黄漆】こうしつ
- 普及版 字通
- うるし。字通「黄」の項目を見る。
【黄蒸】こうじよう
- 普及版 字通
- の一種。字通「黄」の項目を見る。
【黄岑】こうしん
- 普及版 字通
- 土山。字通「黄」の項目を見る。
【黄磧】こうせき
- 普及版 字通
- 沙漠。字通「黄」の項目を見る。
【黄素】こうそ
- 普及版 字通
- 黄絹。字通「黄」の項目を見る。
【黄犢】こう(くわう)とく
- 普及版 字通
- 黄色の小牛。唐・杜甫〔百憂集行〕詩 (おも)ふ年十五、心ほ(がい)なり なること犢の如く、走りて復(ま)た來(きた)る字通「黄」の項目を見る。
【黄目】こうもく
- 普及版 字通
- 黄彝。字通「黄」の項目を見る。
【黄暦】こうれき
- 普及版 字通
- こよみ。字通「黄」の項目を見る。
【黄老】こうろう(くわうらう)
- 普及版 字通
- 黄帝と老子。〔史記、武帝紀〕上(しやう)儒に(むか)ひ、賢良を招く。~狩・封襌・改・色の事をせしめ、未だ就(な)らず。會(たまたま)竇(とう)太后、…
贩黄 fànhuáng
- 中日辞典 第3版
- [動]ポルノ(書籍,ビデオなど)を販売する.
黄菜 huángcài
- 中日辞典 第3版
- [名]<方><料理>卵で作った料理.
黄酱 huángjiàng
- 中日辞典 第3版
- [名]<料理>ダイズとコムギ粉で作った甘辛いみそ.▶赤味を帯びた黄色で,“炸酱面zhájiàngmiàn”(ジャージ…
黄蜡 huánglà
- 中日辞典 第3版
- [名]蜜蠟.▶“蜂蜡fēnglà”の通称.
黄钱 huángqián
- 中日辞典 第3版
- [名]紙銭(しせん).銭の形を押した黄色い紙.▶神仏を祭るときに焼き,煙に変えて天に届ける.⇒zhǐqián【纸钱】
黄鳝 huángshàn
- 中日辞典 第3版
- [名]<魚類>タウナギ.カワヘビ.条.[注意]“鳝鱼shànyú”とも.中国料理で用いる淡水魚のウナギだが,日本でよく…
黄烟 huángyān
- 中日辞典 第3版
- [名]<方>キセル用の刻みたばこ.
黄钻 huángzuàn
- 中日辞典 第3版
- ⇀〖鳡gǎn〗
石黄 せきおう
- 日中辞典 第3版
- 〈鉱〉雌黄cíhuáng.
【橙黄】とうこう(たうくわう)
- 普及版 字通
- 橙の色づく時。宋・軾〔劉景文に贈る〕詩 一年の好景、君須(すべか)らく記すべし 正に是れ橙、橘の時字通「橙」の項目を見る。
【謄黄】とうこう
- 普及版 字通
- 詔書の謄本。字通「謄」の項目を見る。
制黄 zhìhuáng
- 中日辞典 第3版
- [動]<略>ポルノ製品を製造する.
黄山 安徽 Huáng Shān
- 中日辞典 第3版
- <中国の地名>黄山.奇松・怪石・雲海・温泉の“黄山四绝”で有名な中国を代表する名山.☞[付録]中国の世界遺産(&…
生地黄 shēngdìhuáng
- 中日辞典 第3版
- ⇀shēngdì【生地】1
皮黄・皮簧 píhuáng
- 中日辞典 第3版
- [名](京劇の歌の節)“西皮”と“二黄”の総称.
黄不動 きふどう
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- ⇒園城寺不動明王像(おんじょうじふどうみょうおうぞう)
こう‐おう〔クワウアウ〕【黄×鶯】
- デジタル大辞泉
- コウライウグイスの別名。
こう‐きょう〔クワウケウ〕【黄教】
- デジタル大辞泉
- チベット仏教の新派。15世紀初め、ツォンカパが宗風の改革をめざして創始したゲルク(徳行)派のこと。旧教派(紅教)の紅帽に対して、黄帽を着用し…