とめ‐な【止め名/留め名】
- デジタル大辞泉
- 芸能界・角界などで、名人上手と言われた人の芸名をだれにも継がせないで止めてしまうこと。落語界では古今亭志ん生、桂文治など。相撲の四股名では…
な‐おもて【名表】
- デジタル大辞泉
- 「名残なごりの表」の略。
な‐がき【名書き】
- デジタル大辞泉
- 名を書くこと。また、その名。署名。「起請を書かせ、指しぼらせて―の下を染めさせけるに」〈浮・一代男・三〉
しゃく‐みょう〔‐ミヤウ〕【釈名】
- デジタル大辞泉
- 仏教の経論を解釈するとき、題目の意義を説き明かすこと。
そう‐みょう〔サウミヤウ〕【草名】
- デジタル大辞泉
- 草書体の署名。特に、名前の2字を合わせて1字のような形に書いたもの。そうな。→花押かおう →書き判
名弘 (なびろめ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 名広目,名披露目とも書き,名前を世間に広めることをいうが,とくに芸人・芸妓の改名や襲名また商人の新規開業や祖名襲名にあたり,芸名や屋号など…
乙名 おとな
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 一般的には一族・集団のおもだった者をさすが、歴史的には室町・戦国期の村落指導者をさす名称である。大人、年老、宿老、長などと書かれる場合もあ…
わか‐な【若名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 若い時の名。[初出の実例]「われわれ年もなかば更け、若名にてもいかがに候」(出典:咄本・醒睡笑(1628)二)
な【名】 有((あ))り
- 精選版 日本国語大辞典
- 有名である。著名である。名声がある。名高い。名にしおう。[初出の実例]「大夫謁者(ものまうして)を遣りて名(ナアル)山岳涜を祠りて雨請(こひ)す」(…
な‐おり(‥をり)【名折】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =なおれ(名折)[初出の実例]「きたなしや、源氏の名をりに返し合せ給へ」(出典:長門本平家(13C前)一六)
な‐がしら【名頭】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 人の姓または名の最初の文字。姓名の頭(かしら)字。[初出の実例]「まア名頭(ナガシラ)を仮字(かな)で一字おっしゃってごらんじゃいまし…
な‐ぐさ【名草】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名のある草。人々に名前のよく知られている草。名の草。めいそう。[初出の実例]「名草(ナグサ)もいつか色失せし、冬の山路に早咲の、梅の…
な‐ぐわし(‥ぐはし)【名美・名細】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 形容詞シク活用 〙 名がうるわしい。よい名である。[初出の実例]「名細(なぐはしき) 吉野の山は かげともの 大御門ゆ 雲居にそ 遠くありける」(出…
な‐びらき【名開】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =なびろめ(名広)[初出の実例]「其名ひらきとて、両人御樽被レ進レ之」(出典:言国卿記‐明応二年(1500)正月一九日)
な‐びろう【名披露】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =なびろめ(名広)
保名 やすな
- 歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典
- 歌舞伎・浄瑠璃の外題。初演宝永7.10(江戸・市村座)
つう‐めい【通名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 世間一般に通じる名称。通称。とおりな。② 共通して使われる名称。[初出の実例]「妃は則上下の通名なり」(出典:古活字本毛詩抄(17C…
みょう‐こくし(ミャウ‥)【名国司】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名のみの国司。名義上の国守。国守を称するが、実際の職務は行なわない。鎌倉時代以後次第に増加した。めいこくし。[初出の実例]「前々名…
めい‐えつ【名謁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 名のって謁すること。また、互いに名乗りあうこと。[初出の実例]「御随身を以て名字を御尋あり、家貞馬上にて名謁(メイエツ)す」(出典:…
めい‐きょう(‥ケウ)【名橋】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名高い橋。形などのすぐれた橋。[初出の実例]「古来よりの海道の名橋では、やはりこのわびしい八つ橋が、一ばん日本のふるさとの匂ひにみ…
めい‐ぎょく【名玉】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた宝玉。名高い玉。〔日葡辞書(1603‐04)〕
めい‐しん【名臣】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 すぐれた家臣。評判の高い臣下。賢臣。[初出の実例]「いにしへの図画をみるに、賢聖の君は名臣かたはらにあり」(出典:蒙求和歌(1204)…
めい‐ぞく【名族】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名のある家柄。名門。[初出の実例]「汝以二名族一、乃為三平氏所二駆役一邪」(出典:日本外史(1827)一)[その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕
めい‐とう(‥タウ)【名湯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 怪我や病気などの回復にすぐれた効果を持つ温泉。[初出の実例]「里人の曰、このところは扶桑三の名湯の其一なりと」(出典:俳諧・芭蕉真…
めい‐とく【名徳】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 名声が高く徳行のあること。また、その人。多く、僧侶の尊称として用いる。[初出の実例]「然則、早尋二名徳一、速遂レ所レ志」(出典:性…
めい‐ほう(‥ハウ)【名方】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 薬の調合がすぐれていること。有名な処方。また、その薬。〔日葡辞書(1603‐04)〕[初出の実例]「錦のふくろふかきみよし野〈均朋〉 名方…
れい‐めい【霊名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 霊験あらたかであると響き渡っている名。れいみょう。[初出の実例]「金竜山の霊名を歌にやわらけて待地山と詠せり」(出典:慶長見聞集(…
はい‐みょう(‥ミャウ)【俳名・誹名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 本名のほかに俳人としての名前。俳号。[初出の実例]「旦那衆が誹名(ハイメウ)を下されて。雷槌と申ます」(出典:洒落本・風俗七遊談(17…
ぶつ‐めい【物名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 物の名。名称。[初出の実例]「其語を筆して此書の本科となしたれば、其物名称謂の厖雑、訛謬も亦少からざるを知る」(出典:米欧回覧実記…
あんみょう【安名】
- 改訂新版 世界大百科事典
おいみょう【負名】
- 改訂新版 世界大百科事典
均等名 (きんとうみょう)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 荘園の田地は,名田部分と,荒田,給田,屋敷地等の年貢が荘園領主に入らない除田部分と,荘園領主が直接作人を決定し原則として公事(雑役)のかか…
せいぶん‐めい【成分名】
- デジタル大辞泉
- 1 化粧品や健康食品などに配合されている成分の名称。「すべての成分名を表示する」2 医薬品や農薬の一般名。薬剤の有効成分を示す名称で、メーカ…
空むなしき名な
- デジタル大辞泉
- 実質を伴わない名声。虚名。浮き名。「秋風の―をも空に立つかな」〈宇津保・内侍督〉
めい‐こつ【名骨/明骨】
- デジタル大辞泉
- サメ・エイやマンボウなどの軟骨を煮て干した食品。中国料理の材料。
めいもく‐てき【名目的】
- デジタル大辞泉
- [形動]実質が伴わず、表向きの理由や体裁だけが備わっているさま。「名目的な賃上げ」[類語]体良く・空空しい・白白しい・わざとらしい・心にもな…
めい‐もんく【名文句】
- デジタル大辞泉
- 人々の心を動かすような、すばらしい文言。また、有名な文言。[類語]決まり文句・名言
ちゃめい【茶名】
- 改訂新版 世界大百科事典
けんめい【嫌名】
- 改訂新版 世界大百科事典
あん‐みょう(‥ミャウ)【安名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。禅宗で、新たに得度受戒(とくどじゅかい)した者に初めて法諱を付与すること。また、その文書。[初出の実例]「御喝食安名理延云々。…
ざい‐みょう(‥ミャウ)【在名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 在所の名。住所の地名。[初出の実例]「此言葉を、たがしるともなふ、みな、しりわたひて、在名に、なったによって」(出典:天理本狂言・…
かい‐めい【階名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 音階中の各段階の呼び名。音名とは異なり、各音階の主音を規準にして相対的に呼ぶもの。洋楽のド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド、雅楽の…
じ‐みょう(‥ミャウ)【自名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 自分。自身。おのれ。[初出の実例]「况乎自名之課役。一切不レ致二其勤一之由」(出典:吾妻鏡‐建久元年(1190)五月一二日)
し‐めい【詩名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 詩人としての名声や栄誉。詩の方面での評判。[初出の実例]「皆有二詩名一。可レ謂一門蘭玉。追二蹤謝家一矣」(出典:日本詩史(1771)一)…
きゅう‐みょう(キフミャウ)【給名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中世、地頭や庄官などが、その職務に対する報酬として領家から給付された名(みょう)。領主に対する課役は免除されたが、年貢は負担した。…
かん‐みょう(クヮンミャウ)【官名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =かんめい(官名)〔文明本節用集(室町中)〕
かん‐めい(クヮン‥)【官名】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 官職の名称。官公庁の役職の名称。かんみょう。[初出の実例]「始依二新令一、改二制官名位号一」(出典:続日本紀‐大宝元年(806)三月甲…
均等名 きんとうみょう
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- ほぼ均等な面積の名田によって荘園が構成されている場合,これを均等名荘園と呼んだ。均等名成立の理由については諸説あるが,均等な課役賦課の基礎…
草名 そうみょう
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 草書体の自署。「そうな」とも読む。平安時代初期からみえる。自分の署名に独自性をもたせようとする意識から発生したと思われ、その傾向が進むと、…
めいか 名歌
- 小学館 和伊中辞典 2版
- eccellente poeṣia(女)[tanka(男)[無変]] ◎名歌選 名歌選 めいかせん antologia(女)[複-gie]di poeṣie